環りの海 竹島と尖閣 国境地域からの問い

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000249546
ISBN 10 : 4000249541
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

ナショナリズムによる対立をどう克服するか。日本および周辺国の漁業者など、“生活者の視点”から迫った渾身のルポ。新聞協会賞を受賞した好評連載の単行本化!

目次 : 序章 翻弄される国境の民/ 第1章 不穏な漁場―苦悩する漁業者たち(竹島―乱獲と密漁/ 尖閣―「国有化」がもたらしたもの)/ 第2章 対岸のまなざし―中国・台湾・韓国の人々の思い(中国―「反日」感情への距離/ 台湾―領有権より漁業権/ 韓国―歴史の相克、変化の胎動)/ 第3章 絡み合う歴史―「対立」の背景を探る(領土編入以前―航路漁場で利活用/ 領土編入期―実業家主導で領土に/ 戦後から冷戦へ―米国が残した曖昧さ/ 国交回復期―苦肉の外交と先送り/ 国連海洋法条約以後―境界めぐり衝突)/ 第4章 世界のアプローチに学ぶ―対立を乗り越えるために(南沙諸島―「紛争回避」を目指して/ ペドラ・ブランカ島―第三者による解決/ オーランド諸島―住民自治を基礎に/ アルザス・ロレーヌ地方―争いの火種を共同管理)/ 第5章 踏み出す一歩―人・地域をつなぐ試み

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • 豆文庫 さん

    この本は新聞記者の取材が基礎となって書かれた本で、これまで読んできた領土問題の本ではわからなかった「生活者の視点」がよくわかった。紛争国同士が100%納得したうえで解決することは難しいので、「生活者の視点」でどう折り合いをつけていくのかが重要。今後も根気よく対話をしていく必要がある。

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