文藝春秋オピニオン 2015年の論点100 文春ムック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784160086173
ISBN 10 : 4160086179
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
305p;21

内容詳細

【目次(抜粋)】

1 2015年の10大問題

01 
寿命百歳時代 
日本人は死生観を復活させよ   山折哲雄
02 
日本を囲む三つの危機
「安全保障基本法」制定を急げ   石破茂
03 
尖閣は現状で「凍結」 
首脳会談のチャンスを逃すな   丹羽宇一郎
04 
消費税は必要 
しかし10%引き上げは延期すべきだ   鈴木敏文
05 
慰安婦問題、吉田調書 
当事者能力を喪失した朝日新聞   阿比留瑠比
06 
キヤノンが
日本に生産拠点を戻す理由   御手洗冨士夫
07 
子宮頸がんワクチン
百害あって一利なし   近藤誠
08 
「イスラーム国」拡大を招いた
オバマの外交失策   山内昌之
09 
「女性の活躍推進」とは
名ばかりの反女性的政策だ   上野千鶴子

2 安倍政権と日本の政治

長期政権への新たな課題
11 
相次ぐ辞任劇
首相が直面する勝負の分かれ目   後藤謙次
14 
地方創生、女性活用 
なぜ保守政権がリベラル政策を打ち出すのか    三浦瑠麗
15 
「まず隗より始めよ」
アベノミクスには女性の輝きが不可欠   高市早苗
ほか

3 皇室

最重要史料公開
20 
昭和天皇実録最大の謎 
四五年夏の「戦勝の祈り」   原武史
ほか

4 戦後70年

慰安婦・靖国・戦争責任
22 
A級戦犯問題解決まで総理は靖国参拝を控えよ   古賀誠
24 
「慰安婦問題」
日本だけを処罰する歪んだ「論理」   呉善花
ほか

5 経済  

黒田日銀は正しかったか
25 
アベノミクス 金融緩和はまだ必要だ   飯田泰之
世界的格差論争
28 
訳者が解説 ピケティ『21世紀の資本』はこう読め   山形浩生

納得できるか税制改革
31 
対象が一気に広がる相続税増税の落し穴   荻原博子
33 
法人税減税するなら企業の「税逃れ」を許すな   富岡幸雄
ほか

6 会社と働き方

経営者の質が問われる時代
34 
“プロ経営者”は本当に必要なのか   新将命
雇用と働き方が激変する
36 
超人手不足の元凶は
働き手を大切にしない日本企業   今野晴貴
38 
「ズレたおじさん」との付き合い方   古市憲寿
ほか

7 家族・教育

日本の教育は世界に立ち向かえるか
44 
オックスフォードからの提言 
日本の大学生は何を学ぶべきか   苅谷剛彦
45
東大改革 創造力の枯渇こそ「死に至る病」   伊東乾
ほか

8 2020年の日本

五輪で東京はどう変わるのか
47 
東京五輪は「世界一の都市」への一里塚   舛添要一
五年後のオリンピックを大胆予測
50 
目標は「金メダル数3位」
有望種目&注目選手は?    生島淳
52 
柔道復活のカギは情報分析とジュニア育成   山下泰裕
ほか

9 アメリカ

ポスト・オバマ
54 
ヒラリーVS.ブッシュ弟 
次期大統領を決める非白人票と対テロ戦略   春名幹男
覇権の行方
55 
グローバル覇権の終焉 
ユーラシア大陸で覇権戦争が始まる   中野剛志
ほか

10 中国・朝鮮半島

人民元は国際通貨になるか
57 
人民元の国際化が体制崩壊を誘発   田村秀男
中国猛毒食品の深層
58 
違反食品千六百トンが日本へ 
食品汚染を助長する食品表示制度の闇   高橋五郎
暴走する「中華体制」の軋み
61 
習近平政権で強まる言論弾圧   阿古智子
北朝鮮はどこまで信じられるか
63 
拉致再調査問題 日本政府は三原則を忘れるな   飯島勲
「反日」の根源を探る
64 
朴槿恵大統領が反日をやめられない弱み   崔碩栄
韓国経済のはまった罠
65 
サムスン・LG対日本メーカー 
エレクトロニクスの勝者は?   川端寛
ほか

11 国際情勢

ロシアで何が起こるのか
67 
プーチン“皇帝”の戦略 
新冷戦で「中露共闘」の悪夢   名越健郎
新たなる中東問題の本質
70 
「イスラーム国」とグローバル・ジハード   池内恵
ほか

12 科学・医療

小保方事件で失ったもの
71 
トップ研究機関 理研は立ち直れるか   榎木英介
日本の科学の実力は?
73 
次の日本人ノーベル賞受賞者は誰?    緑慎也
74 
はやぶさから5年 
新型ロケット開発で次世代の人材を育てよ   青木節子
身を守るための科学
79 
頻発する豪雨災害 国レベルの蓄積を生かせ   稲泉連
本当に必要な医療のために
82 
禁酒・禁煙・食事制限 
健康診断はどれだけ意味があるのか   名郷直樹
原発事故の現在
85 
福島第一原発 廃炉の決め手は「凍結」と「ロボット」   水野倫之
ほか

13 芸能・文化

テレビ、見てますか?
87 
「花子とアン」「あまちゃん」
大ヒット朝ドラはこう作る   若泉久朗
AKBから地下アイドルまで
89 
1億総アイドル時代の不気味さ   北原みのり
日本文化の伝統と現代
94 
“最強の敵”コンピュータ将棋と戦うには   渡辺明
95 
時代は変われど手書き原稿は滅びず   西村賢太
小説は時代の危機を映す
96 
魂を揺さぶる現代日本文学の収穫   佐藤優
ほか

14 スポーツ

ニューヒーロー大飛躍の可能性
97 
錦織圭が超えた「壁」   松岡修造
99 
投か打か!? 大谷二刀流の可能性   鷲田康
ほか

特別付録
必勝の小論文対策 ビジネスにも効く
ビリギャル&坪田先生が伝授する『論点』活用法

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    読友さんの感想を拝見し、長男のレポートのテーマ選定に活用。様々な論点から自身の立ち位置を振り返る。これまでの経緯補足や意見交換などの中、長男が私の仕事に興味を示したのが嬉しい誤算。さて、本題。世の中の様々な「乖離」を再認識。不安や恐れが要因となり、新たな不安や恐れを招く負の連鎖。「生きる」基本的人権に触れる不安・恐れの解消優先度が上げられないものかと感じる。蛇足ですが『スポーツ・芸能』は、長男の方がより中身を知っていた・・・。(汗)

  • 壱萬弐仟縁 さん

    藻谷浩介氏: 人口7千万人が防衛ライン(54頁〜)。子どもの数が増えても、老人の数は減りません。そりゃそうだ。高齢化率は下がるが、数に連動する年金や介護という問題になる。里山では、完全な自由自足は困難だが、小商いやバイトで最低限の現金収入を得ながら、都会の半分以下の 生活費で楽しく暮らせる(57頁下段)。湯浅誠氏: 地方こそ日本再生のフロンティア(112頁〜)。新四本柱 @6次産業化、A観光、B自然エネルギー、C福祉事業。

  • fu さん

    2015年も半分以上経過してしまい今更という感もあるが、論文の書き方の参考になれば、と思い読んでみた。様々な興味深いテーマが掲げられていたが、中でも気になったのは、少子化、教育、今後の超人手不足問題。来年以降も継続的に読もうと思う。

  • 須藤大輝 さん

    『2015年の論点』は文藝春秋の時事小論集。昔気質の政治家からIT起業家まで、著者も様々で、興味のあるとこだけ読んでもよし、あまり知らない分野の入門にしてもよし。年末年始の読書のバイプレーヤーです。今年は面白かったのは古市憲寿、三浦瑠麗、榎木英介、西村賢太、奥野修司、稲泉連さんあたり。彼らのジャンルも社会学、科学、文学、福祉、災害とバラバラで、脳の運動になるんですよねー。

  • Kaho さん

    難解とされる『21世紀の資本』を、訳者山形浩生氏が解説していることから手に取る。 単純には資本を持つことが有利と捉えがちだが、それは所詮小者。そのことも視野に入れて本書は書かれているらしい。難解かもしれないが読みたくなってきた。

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