クトゥルフ少女戦隊 第1部 セカイを私のスカートに クトゥルー・ミュトス・ファイルズ

山田正紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798830193
ISBN 10 : 4798830194
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
250p;19

内容詳細

5億4000万年前、突如として生物の「門」がすべて出そろうカンブリア爆発が起こった。このときに先行するおびただしい生物の可能性が、発現されることなく進化の途上から消えていった。これは実は超遺伝子「メタ・ゲノム」が遺伝子配列そのものに進化圧を加える壊滅的なメタ進化なのだった。いままたそのメタ進化が起ころうとしている。怪物遺伝子(ジーン・クトゥルフ)が表現されようとしている。おびただしいクトゥルフが表現されようとしている。この怪物遺伝子をいかに抑制するか。発現したクトゥルフをいかに非発現型遺伝子に組み換えるか?そのミッションに招集された現行の生命体は三種、敵か味方か遺伝子改変されたゴキブリ群、進化の実験に使われた実験マウス(マウス・クリスト)、そして人間未満人間以上の四人のクトゥルフ少女たち。その名も、究極少女、限界少女、例外少女、そして実存少女…。クトゥルフと地球生命体代表選手の壮絶なバトルが「進化コロシアム」で開始された!これまで誰も読んだことがないクトゥルフ神話と本格SFとの奇跡のコラボ!読み出したらやめられない、めくるめく進化戦争!

【著者紹介】
山田正紀 : 1950年生まれ。1974年、『SFマガジン』(7月号)に『神狩り』が掲載され注目を浴びる。星雲賞を通算4回受賞する他、日本SF大賞、本格ミステリ大賞と日本推理作家協会賞を受賞するなど、SF、伝奇、ミステリー、冒険小説と幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • miroku さん

    クトゥルー神話と少女戦隊と、進化と神と。山田正紀らしいてんこ盛りだが・・・。

  • けいちゃっぷ さん

    今年は山田正紀の新刊を読めないのかと思っていたら、年末を前にようやくラノベみたいなタイトルの本が出た。 ラノベと勘違いして買う人よりも、ラノベと思って買わない人の方が多そうだが。 2巻が出てから一気に読もうかとも思いましたが、ちゃんと出るのかちゃんと終わるのか少々不安があったしなによりも飢えていたので読んでしまった。 はあ、面白かった。 いや、渾身の世界観はよくわかりませんでしたが、山田節に酔いしれました。 これは新たなる『神狩り』なのか。 256ページ

  • ひとみ さん

    ものすごく強いゴキブリと闘う戦闘美少女の異能バトルもの…としてうっすら中途半端に理解しながら読むのが精一杯だったSF小説の第一部。進化のことやクトゥルー神話、セカイ系やハーレムものアニメに対してのメタなネタがどう絡むのか、こちらの力不足でその全体像が読み解けなかったけれども、突飛な戦闘美少女ものとして読んでも面白かった。

  • NBかえる同盟 さん

    何度か挫折。やっと読了。ひとまず第二部を読もう。

  • りきやん さん

    作家同士で賭け事をして罰ゲームで書く羽目になったかのようなトンデモ具合だが、楽しんで書いているのが伝わってくるのが何より。枚数の殆どを奪い取りつつも疾走する説明文に取りこぼしが無さすぎ、かえって理解が追いつかないという妙味に本読みの心が刺激される。メタミステリならぬメタラノベがあるとして、さらにそれを俯瞰しているかのようで、感情移入なんてひと欠片もできないという割り切り感が素晴らしい。クトゥルフ神話ならぬ山田正紀神話の一角を担うであろう今作を受け、期待に違わぬだろう第二部が待ちどおしくって…腸がうずくw

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人物・団体紹介

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山田正紀

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で第3回日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞、第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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