基本情報
内容詳細
5億4000万年前、突如として生物の「門」がすべて出そろうカンブリア爆発が起こった。このときに先行するおびただしい生物の可能性が、発現されることなく進化の途上から消えていった。これは実は超遺伝子「メタ・ゲノム」が遺伝子配列そのものに進化圧を加える壊滅的なメタ進化なのだった。いままたそのメタ進化が起ころうとしている。怪物遺伝子(ジーン・クトゥルフ)が表現されようとしている。おびただしいクトゥルフが表現されようとしている。この怪物遺伝子をいかに抑制するか。発現したクトゥルフをいかに非発現型遺伝子に組み換えるか?そのミッションに招集された現行の生命体は三種、敵か味方か遺伝子改変されたゴキブリ群、進化の実験に使われた実験マウス(マウス・クリスト)、そして人間未満人間以上の四人のクトゥルフ少女たち。その名も、究極少女、限界少女、例外少女、そして実存少女…。クトゥルフと地球生命体代表選手の壮絶なバトルが「進化コロシアム」で開始された!これまで誰も読んだことがないクトゥルフ神話と本格SFとの奇跡のコラボ!読み出したらやめられない、めくるめく進化戦争!
【著者紹介】
山田正紀 : 1950年生まれ。1974年、『SFマガジン』(7月号)に『神狩り』が掲載され注目を浴びる。星雲賞を通算4回受賞する他、日本SF大賞、本格ミステリ大賞と日本推理作家協会賞を受賞するなど、SF、伝奇、ミステリー、冒険小説と幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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miroku さん
読了日:2015/10/09
けいちゃっぷ さん
読了日:2014/10/17
ひとみ さん
読了日:2014/12/03
NBかえる同盟 さん
読了日:2016/01/23
りきやん さん
読了日:2014/11/21
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人物・団体紹介
山田正紀
1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で第3回日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で第2回本格ミステリ大賞、第55回日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載
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