本多猪四郎の映画史 (仮)叢書・20 世紀の芸術と文学

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865980035
ISBN 10 : 4865980032
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

内容詳細

目次 : ■第1章: 太平洋戦争と助監督修行のはざまで / ■第2章: 映画監督・本多猪四郎の誕生 / ■第3章: 核開発が生み出した恐怖の水爆大怪獣 / ■第4章: 空想科学映画の作り手として / ■第5章: ミステリアンの悲劇と人類の行く末 / ■第6章: 核がもたらす人類の終焉、科学がいざなう人類の平和 / ■第7章: 闇と影にうごめく男女の情念劇 / ■第8章: 高度成長時代をうたう大怪獣映画と国家的SF映画 / ■第9章: 1960年代初期の日本と日本人 / ■第10章: 大娯楽怪獣映画の巨匠 / ■第11章: 怪獣映画監督の作家性 / ■第12章: 東宝フランケンシュタインの世界 / ■第13章: 晩年期における映画監督活動 / ■第14章: 1970年代から−本多猪四郎の映画が遺したもの / *本多猪四郎 劇場用映画監督作品リスト / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / 〜「ゴジラ」を生んだ男、本多猪四郎の本格評伝!助監督時代から初期・ / 晩年の劇映画46作品、伊福部昭や黒澤明との交流まで、豊富な資料と / ともに巨匠・本多猪四郎の業績を体系的に網羅。戦争体験の中から得た / 時代・社会を意識し人間愛・ヒューマニズムが息づいた作品から、特撮 / 映画だけでは見えてこない、本多映画の根底に貫かれた真髄に迫る!〜

【著者紹介】
小林淳 : 1958(昭和33)年、東京生まれ。評論家。1990年代初期より文筆・評論活動を開始し、「キネマ旬報」誌や東宝のムックなどで伊福部昭氏のインタビューを数多く担当する。1998年に初の著書『伊福部昭の映画音楽』(ワイズ出版)を出版。その後も、日本映画に関連した文筆活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keroppi さん

    日本アカデミー賞で「シン・ゴジラ」が、作品賞を取った。確か受賞後のインタビューで、特撮作品が、作品賞を取ったのは初めてだとのコメントがあったようだ。この本を読むと、この賞は、本多猪四郎さんにも捧げられたのではないかとも思う。特撮SF怪獣映画というジャンルを創り上げた功績は大きい。特撮映画以外も含めて、本多さんの全監督作品を丁寧に読み解いていく。観る人が喜ぶ映画を創りたいという真摯な姿勢が見えてくる。また、本多作品を観たくなってきた。

  • たいそ さん

    本多猪四郎監督が遺した作品、作品から読み取れる監督の道程。そういえば特撮以外は観ていなかった。映画監督はすべての権限を持っているのかと思いきや、東宝のプロデューサー制、量産体制の下ではそうとは限らない。しかし、どのような作品が来ようと、自分の作品に仕上げる責任感や技量は素晴らしいと思う。そして、モスラでシネスコ画面に東京タワーを収める話など、楽しかった。「どのような類の映画でも人間が無から作り上げるのだから、その人の個性や志向、今までの人生で培ってきたものはどうしても表に出てくる。芸術とはそういうもの。」

  • MNK2 さん

    本多監督の軌跡がよくわかる一冊。

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