パール判事の日本無罪論 小学館文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094025064
ISBN 10 : 4094025065
フォーマット
出版社
発行年月
2001年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,253p

内容詳細

東京裁判の真の被害者は「法の真理」だった!判事十一名の中ただ一人日本無罪を主張したパール博士。判事中唯一の国際法学者だった彼は、国際法に拠らず、事後法によって行われた裁判を、戦勝国による「リンチと何ら変わらない復讐」であり、違法裁判であると非難した。後にその主張は世界中で高く評価された。本書は、パール判決文を中心に、マッカーサーも認めた「東京裁判の不正」を問う。多くの日本人が信じて疑わなかった東京裁判史観と、戦後日本人の歪んだ贖罪意識にメスを入れる不朽の名著を復刊。

目次 : 第1部 東京裁判とは何だったのか―戦争裁判の法的欺瞞(勝てば官軍か/ 裁く者と裁かれる者 ほか)/ 第2部 太平洋戦争はなぜ起きたか―「共同謀議」という焦点(「全面的共同謀義」という妄想/ 便利な法律の武器 ほか)/ 第3部 戦争における「殺人の罪」―贖罪意識の植え付け(裁判所の管轄権の範囲/ 命令し、授権し、許可した者 ほか)/ 第4部 東京裁判のもたらしたもの―国際論争と戦後日本人の意識(国際法学界に光を増すパール判決/ 裁判という名の狂言 ほか)

【著者紹介】
田中正明著 : 1911年(明治44年)長野県出身。旧制飯田中学卒、興亜学塾に学ぶ。大亜細亜協会、興亜同盟にてアジア解放運動に従事。戦後「南信時事新聞」編集長を経て、世界連邦建設同盟事務局長、国際平和協会専務理事等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 榊原 香織 さん

    東京裁判で唯一、全員無罪、と言い切ったインド人判事。著者は刑死した岩根大将(南京戦後、熱海・興亜観音の堂守になっていた)の下についていた人。 巻頭、推薦文は小林よしのりだったりする

  • Shinchan さん

    「戦争はすべきではない」ということと「戦争は間違いであった」ということを混同し「反省」という言葉しか発しない知識人が多すぎる。私は戦争否定論者である。だからこそ知る必要がある。 当時の国際情勢や各国の思惑(日本包囲網)、日本の誠意を踏みにじるアメリカからの最後通告(ハルノート)と経済封鎖等について...戦争によって多くの尊い命が失われた。なぜ戦争が起きてしまったのか歴史的事実を我々は学び活かしてゆかなくてはならない。

  • James Hayashi さん

    日露戦争で軍事大国となった日本人の根底意識を骨抜き弱体化させるため、また太平洋戦の勝利国の復讐心の満足と権力の誇示のため行われた茶番劇ー東京裁判。国際法に則らず、マッカーサー元帥の私物裁判とも言われたが、パール判事ただ一人東京裁判の在り方に異を唱え日本無罪を訴える。彼は日本贔屓というわけでなく、連合国の傲慢な態度を非難。透徹した人格と博士を支えた夫人の言葉に序章にして涙をもらった。p181「もし原爆を投下しなかったなら、幾千人の白人の兵隊が犠牲になったであろう」その代償として数10万の市民が原爆の犠牲に

  • 北本 亜嵐 さん

    この本は東京裁判の本質とこの裁判においてただ一人「被告人は全員無罪」を主張したインドのラダ・ビノード・パール判事の理念を伝えている。「東京裁判」は法のないところに法を作り、勝った勢いで敗れた国に対しての「復讐裁判」と世界で認識されている。戦争は人類の最大の犯罪かつ悲劇である。しかし、戦争が犯罪であるという法律は現行の国際法のどこにもない。パール判事が「全員無罪」「裁判そのものが無効」というのはここにある。難しい本で読了するに時間はかかったけれど、現代史の闇を晴らすのは間違いない1冊。

  • まるるこ さん

    「多くの国民は満州事変はもちろん、日清戦争や日露戦争まで、すべて日本の「侵略戦争であった」と信じ込むようになった。今なお、学校ではそのような教育を行っている。太平洋戦争は、アメリカやイギリスの民主主義と、日本の帝国主義との戦いであって、日本が悪かったのだと、頭から決めてかかっている。・・・日本は世界に顔向けできないような、侵略戦争という罪悪を積み重ねてのし上がったのだという、迷信を骨の髄まで叩き込んだのがこの東京裁判である。」(本文より) まさに、学校で習う、近代史はこういうものであったし

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品