ボブ・ディランの"ローリング・サンダー・レヴュー"に参加したミュージシャンとして、またジャニス・ジョプリン「ベンツが欲しい」の作者として、そして何より近頃ワーナーの名盤探検隊で再発されたレアなSSW名盤、アサイラム盤『ボブ・ニューワース』が話題となり、若いシンガー・ソングライター・ファンにも知られることとなったボブ・ニューワース。彼の新作が日本盤でドリームズヴィル・レーベルからリリース!本作は全編キューバ録音で、参加ミュージシャンも現在キューバで活躍する実力派演奏者を起用。アフロ・キューバン的なリズムやラテン・ジャズっぽいノリと、ニューワースのフォーク的な渋いヴォーカルが絶妙にマッチして、不思議な、しかし確固とした個性に基づいたサウンドを聴かせてくれます。キューバに目を向けたミュージシャンというと、アメリカン・ルーツ・ロック派にはライ・クーダーなどがすぐ思い出されましょうが、ボブ・ニューワースの本作もまた、深いところで刺激的なハイブリッド感覚を見せるのです!