まず驚いたのは Blaze Bailey の激太りによる変わり果てた姿です。ただし、彼の120%全力投球によるライヴパフォーマンスは以前同様素晴らしく、セットリストもベストに近い選曲となっています。残念なのは、バンドのメンバーがコロンビア人ギタリスト以外は明らかに役不足なことです(特にイギリス人のギタリストにミスが目立ちます)。そのためかどうかはわかりませんが、変調が多くて演奏が難しいといわれる ”Sign of the Cross” は、間奏の一部が省略されてプレイされています。このような細かい点を除けば十分楽しめる内容となっています。