ビル・チャーラップとピーター・バーンシュタインのピアノとギターの 織りなすコラボレーションが素晴らしい。録音にはちょっと不満も残るが それにもまして二人の演奏はどちらもそれぞれの個性を生かしていると 思う。ドラムレスというのもいいかんじだ・・ピーター・ワシントンのベースの寄り添うようなサポートも素晴らしい。 陳腐だがこのBody And Soulはとてもいい。。またピーターの丁重につむじ出す美しい音色でのAngel Eyesも好きな演奏だ。 平坦な演奏ではなくメリハリの効いた数々の演奏が素晴らしい。

古今亭氏の意見を援用する。加えるに、特に、間を生かし、ペダルを絶妙なタイミングで踏み、いつくしむようなタッチというバラードにおけるスタイルは、クリスクロス時代（その時代の盤は絶版になっているが）から変わっていない。たまに変なアレンジをするときがあるが、この盤では皆無である。スイングも気持ちが良く、夕方から夜に聞きたい演奏だ。趣味の良い気品ある演奏だ。この人は、フリーっぽい演奏をするときもあって、色々できる器用な人だ。スタイルは確立されているのだが。95点。HMVに言いたいが、全ての盤が視聴できるようにしなさい

これまで聴かず嫌いだったＢＣＴですが、案の定、いいですね、冒頭から美しい演奏です。ゆったりとしたいい加減ですよ。夜に聞くより昼間午後ののんびりしたい時に最高ですね。