決してメジャーにはなり得ない音ですが、この、そのまんまレコーディングしている感じがバーニーらしい。曲も悪くないし、ギターもバッチリです。『SCORCHED EARTH(ライヴ)』で演っている曲もあり、聴き比べると当然ながらバーニーはライヴの人だと実感出来ます。SHOOT THE DJはAC/DCの初期の曲(曲名忘れました)に酷似した所があり、パクッたんじゃないかと思ってしまいます。今まで聴いたスタジオ･レコーディング版《TURN OUT THE LIGHTS,BACK WITH THE BOYS(だったと思う),ELECTRIC GYPSIES,BACK TO BABYLON》の中では、一番の出来です。

バーニーは3人編成のバンドでリード・ヴォーカルが一番という見本の様な出来。録音状態良好。’99〜’01のライブですから、40歳代半ばでしょうか？相変わらず味の有るギタープレイ。タイトでパワフルそして粘っこく。歌は決して上手くは無いが、フィリップ・ルイスよりずっといいと思います。”Star”を聴くとつくずくそう感じます。（フィリップ・ファンの方お許しを）CD最後の曲が終わった後にスモコンのイントロが聴こえますが、ギランを辞める理由の一つが「スモコン演るのが嫌」だった筈なんだけどなぁ･･･。HMVさん、曲目を出しといて下さい。