Schizo

評価 : 5.0

(1)

レビューを見る

基本情報

ジャンル

ジャズ

カタログNo

JD7605

組み枚数

レーベル

Jazzhus Disk

発売国

Taiwan

フォーマット

その他

輸入盤

商品説明

エゲルブラダは、「子供ジャケ」で有名なスウェーデンのピアニストですが、これが本命盤。1964年録音のSWE DISCがオリジナルでコレクターズ・アイテム。エゲルブラダの魅力がギュッと凝縮された一枚で、ピアノ・トリオファン大喜びの一枚です。

Berndt Egerbladh : piano
Sten Oberg : drums
Bjorn Alke : bass

その他のバージョン

Schizo のバージョン一覧へ

LPレコード

Schizo

￥5,253 EUR 盤輸入盤 2017年02月10日発売

収録曲

01． Schizo
02． My One And Only Love
03． Our Delight
04． Eva
05． Sarek
06． Mr. Idrees
07． Days Of Wine And Roses
08． Monique

ユーザーレビュー

総合評価

5.0

レビューを書く

ビル・エヴァンスに代表される叙情派ジャズ...

投稿日：2009/10/04 (日)

ビル・エヴァンスに代表される叙情派ジャズ・ピアニストの流れを汲む陰影にみちた表現が印象に残るベント・エゲルブラダの、これは長らく目にされることもなく「幻の名盤」として崇められていた６４年録音の名品。冒頭“Schizo”の切迫した曲調は、心が分裂していくさまをあしらったジャケットの絵柄そのままに聴いていて胸が痛くなるほどだ。“My One And Only Love”の切ない調べに己の想いを重ねて落涙し、続く“Our Delight”の優しさに肩を抱かれるように慰められる。私は本盤を聴くとき、どうしても桐野夏生の一連の小説を彷彿とさせられる。心の奥底の暗い深みにまで錨を垂れてゆくようなヒンヤリとした感触があり、それでいて人間を見つめる眼差しには仄かな温かみがある。哀しくも美しいラストの“Monique”は同郷の歌姫、モニカ・ゼタールンドに捧げられた曲ではなかろうか。本盤には心の内奥を抉られるような何かがあることは間違いない。

recorda_me さん | 東京都 | 不明

モダンジャズに関連する商品情報

ビル・エヴァンス72年ライブ『Momentum』が初LP化エディ・ゴメスとマーティ・モレルとのトリオによる、幻の音源と呼ばれたライブ盤が180g重量盤で初LP化。 |13時間前
fox capture plan「不可思議のカルテ」が7インチ化オリジナル・ミックスとChihiro Singsを迎えたヴォーカル・ヴァージョンを収録した、待望の7インチが登場。 |17時間前
山本剛トリオ×神成芳彦伝説のTBMタッグが再登場『Blues for K』で再会した二人が神成のプライベートスタジオで吹き込んだ作品がLPで登場。山本剛が敬愛するエ... |17時間前
ジャズLP重量盤復刻シリーズ＜Verve By Request＞新作アリス・コルトレーン『A Monastic Trio』、チャーリー・ヘイデン『The Golden Number』の... |1日前
Blue Note重量盤アナログ復刻シリーズ＜TONE POET＞新作ダグ・ワトキンス『Watkins At Large 』、ケニー・ドーハム『Inta Somethin’』の2タイトル... |1日前
アルージ・アフタブのVerveソロ・デビュー・アルバム NYブルックリンのシンガー・ソングライター、アルージ・アフタブがVerveよりソロ・デビュー・アルバムをリリース。 |1日前