ベリオ、 ルチアーノ(1925-2003)
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投稿日:2013/06/19
一曲一曲、バラエティーに富んでいて、聞いててとても面白い。僕は楽器の演奏方法は良く知らないのですが、それでも凄い技法が必要な曲だと分かります! ただ、楽器の演奏技術を知ってる人は、凄いと思うでしょうが、全ての曲そのものがそれぞれ面白いので、演奏技術を知らなくても、面白い音楽として十分楽しめると思います。そもそも、演奏技術を知ってる人しか楽しめないような曲は名曲とは呼べないと思うのですが、この曲群はそうでは無いと思うので、このアルバムは名盤と呼べるのではないでしょうか!!
ひ〜ちゃん さん
投稿日:2023/12/08
私のようなベリオ入門者には最適だ。
kentaroh さん
投稿日:2021/07/09
ベリオの「セクエンツァ」は、14の楽曲からなる一群の作品の総称。各作品はそれぞれソロ(フルート、ハープ、女声、ピアノ、トロンボーン、ヴィオラ、オーボエ、ヴァイオリン、クラリネット、トランペット、ギター、ファゴット、アコーディオン、チェロ、サクソフォン)楽器のために書かれている。それだから、全集としてリリースするためには14人の奏者が個別に曲を録音することになる。また、ベリオの狙いとして、それぞれの楽器の奏法の「新しい技術」を求めたため、どの曲も相応のテクニシャンでなければ太刀打ちできない代物である。ナクソスのような廉価レーベルがこの全集を出してくれたことは、とてもうれしいが、聴いてみて驚いたのは、その質の高さである。そもそも、ジャケットのデザインからしていつものナクソス・レーベルに比べて抽象度が高く、内容を期待させるセンスのよいものだったが、実際中身は負けていなかった。それにしても奏者の名前は正直言ってまったく聞いたことがない人ばかりである。そのメンバー全員が、一人のはずれもなくこれほどの演奏をしているのだから、その企画力の見事さにまず脱帽するほかない。楽曲は聴いてみるのが一番だが、とても面白い。様々な音色を一つの楽器に求めるが、決して破壊的ではなく、音楽としての求心性を保っている。とはいえ、その旋律は簡単に口ずさめるものではないし、現代音楽が一切ダメという人には向かないが、偉大な芸術家のライフワークを聴く貴重な機会を提供したアルバム。
ココパナ さん
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ありがとうございました
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