これは1stと3rdを足して2で割った感じの2ndですがｗﾌﾞﾘﾃｨｯｼｭ･ﾌﾟﾛｸﾞﾚの名作。

裏ジャケットがこれまた面白い。『まぼろしの世界』はフェッリーニ監督の映像をイメージしたものといわれ、これとはちょっと違う気がする...。

ﾋﾟｱﾉ､ｵﾙｶﾞﾝ､ﾊｰﾌﾟｼｺｰﾄﾞ等、鍵盤がとてもｸﾗｼｶﾙな味わい。ﾌﾞﾙｰｼﾞｰでﾊｰﾄﾞなｷﾞﾀｰ､力のこもったﾎﾞｰｶﾙも良い感じ。最初の�@�A曲が凄くﾒﾛﾃﾞｨｱｽで印象的、後の曲も英国然としたﾑｰﾄﾞ(ややﾁｰﾌﾟでB級だが)満載で気持ち良い。

彼らの出身地グラスゴーは、都市全体が世界遺産に指定されているぐらいロンドンとは異なる芸術感覚がある。独特の訛りのある味なヴォーカル、一家の風を巧く打立てたオルガン＆ピアノ、ヒネたハードなギターやリズム隊も勢いがあって良し。サイケデリックとクラシックの摩訶不思議なる出会い。...コウジ(ミソ)君の指摘は見当違いですな。

いつから個人非難の場になったのか？ベガーズファンじゃないね！先に仕掛けたOZの魔法使いが悪いかな。このCDは最高！だよ。

ニルヴァーナやマンフレッド・マンと並ぶキーフの傑作ジャケットが紙製でしかもこの値段で手に入るなんて安い！いま出まわっているうちに買っておくべき、ユニークな中身も楽しめるし。もっともキーフとヒプノシスの違いも飲み込めない絵心の無いひとには薦められないかな。

act oneは素晴らしいオルガンロック！出来が良い。キーフもヒプノシスも大好き。粘着質？訳のわからないレヴューを無視して、このアルバムを楽しみましょう！

キーフの写真表現は粘着質なヒプノシスよりも好き。詩的なアプローチでよく時代性を捉えていると思う。アフィニティ、クレシダ、フレッシュ・マゴッツ等の作品と並んで本作のジャケット買いもお薦め。ちなみにオタク云々とカッカして言っているひとがいるけれども、『パスファインダー』より本作の方がそれ筋のひと向き。

好みの問題だよ！人によって違いがあるのは当然。危機よりこわれものの方が良いと感じる人は多くいる。ここにも決め付けオタクプログレファンがここにいるとは・・・。

『イエスアルバム』だった(↓)。旧Ｂ面はどこかで聴いたクラシックのフレーズがいっぱい。ハード＆メロディアスの曲者。