CD

Revolver

The Beatles (ザ・ビートルズ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCP71007
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD
コピーライト
:
(C) Apple Corps Ltd.
その他
:
リマスター
追加情報
:
ボーナス映像付(CDエキストラ)それぞれのアルバムにまつわるレア映像、未発表映像、スタジオでの会話等から構成された5分間映像。
ステレオ音源
アートワーク:オリジナルLP同様
ブックレット:オリジナル・ライナーノーツ、写真、ヒストリカル・ノーツ、レコーディング・ノーツ
初回限定スペシャルパッケージ

商品説明

ビートルズの全オリジナル・アルバムがCD化以来初のデジタル・リマスター化!

【商品レビュー】
熱心なビートルズ・フリークから最高傑作と呼び声の高い本作『リヴォルヴァー』は1966年4月6日から6月22日までの2ヶ月半もの長い期間をかけて録音された。スタジオでの実験が始まったと同時に、メンバーがこの頃常用していたというLSDなどドラッグの影響を色濃く反映した、複雑な曲が目立つ。ポールはメロディ・メイカーとしての才能に磨きをかけている。“エリナー・リグビー”や“ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア”などは後世に残るほどの美しさを誇るメロディと言っても過言ではない。またスタジオ内でバンドをリードしたのもポールである。ギターやピアノなどベース以外の楽器もプレイしている。 ジョンは多くの多くの実験的な要素を持ち込んだ。自宅で自分なりの録音方法を研究し、様々なアイデアを具現化していった。 ジョージは装飾程度にしか使っていなかったシタールを“ラヴ・ユー・ドゥ”で前面に押し出した。一人で書いた曲も14曲中3曲と、着実な成長ぶりと貢献度が窺える。妙にトボけたリンゴの“イエロー・サブマリン”も重要な位置を締める。そしてメンバーがミキシングへ積極的に参加したこともこのアルバムを語る上で重要なポイントだ。曲作りや音入れと同じ感覚であらゆるツマミをイジり倒していた事だろう。様々な試行錯誤、紆余曲折の結果、 『リヴォルヴァー』には永遠とも言えるマジックが宿ったのであった。この頃は4人それぞれが音楽以外の様々な分野に興味を抱き始める頃でもあった。曲のテーマもラヴ・ソングばかりではなく、ドラッグ、宗教、税制、死など多岐にわたっている。特にドラッグはこのアルバム制作に大きな影響を及ぼしている。「紙を噛みながらビートルズを聴くとイイ」といった類の発言する輩のほとんどは『リヴォルヴァー』がお気に入りだ。アルバムのラストを締めくくる “トゥモロー・ネヴァー・ノウズ”ではそれが顕著に現れている。

※今作『REVOLVER』のHMVオリジナル先着特典「ジャケット・カンバッジ」は終了しました。

内容詳細

ビートルズのオリジナル・アルバム全14タイトルが21世紀最高の音質で蘇る。オリジナルの音源を4年がかりできめ細やかにデジタル・リマスターし、最も原曲に近いサウンドで収録。ジャケットはオリジナルUK盤を模している。(CDジャーナル データベースより)

その他のバージョン

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収録曲   

  • 01. タックスマン
  • 02. エリナー・リグビー
  • 03. アイム・オンリー・スリーピング
  • 04. ラヴ・ユー・トゥ
  • 05. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
  • 06. イエロー・サブマリン
  • 07. シー・セッド・シー・セッド
  • 08. グッド・デイ・サンシャイン
  • 09. アンド・ユア・バード・キャン・シング
  • 10. フォー・ノー・ワン
  • 11. ドクター・ロバート
  • 12. アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー
  • 13. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
  • 14. トゥモロー・ネバー・ノウズ
  • 15. (エンハンスド)リボルバー:ミニ・ドキュメンタリー映像

総合評価

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今まで不安定だったリボルバーのステレオVe...

投稿日:2022/12/08 (木)

今まで不安定だったリボルバーのステレオVer.が、音素材も質感が改善されてサウンドステージも立体的になり、まさにリアルステレオと言えるグレードになった事はとても嬉しい。 “Got To Get You Into My Life”冒頭ブラスのドロップアウトの音欠けも、モノ同様なくなった。 しかしアルバム冒頭での違和感。どうして“Taxman”のカウントにあったハム音を取り除いてしまったのだろう...音の時代感が失われてしまって、どうしてもこの部分だけは残念な気持ちが拭えない。

grooove mania さん | 愛知県 | 不明

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2009リマスターが到達点かと思ったが、とん...

投稿日:2022/10/31 (月)

2009リマスターが到達点かと思ったが、とんでもないww 音の立体感が段違いだし、RECボリュームも更に大きくなって、最新リマスター万歳です。 皆様がsgt.peppers〜より、revolverのほうが好きって云うのも納得しました。 今回は二枚組のデラックスを買ったけど、後で五枚組のスーパーデラックスも買おっと♪

Julian Heathcriff さん | 栃木県 | 不明

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先ずは New Stereo Mix 、想像通り綺麗にバ...

投稿日:2022/10/30 (日)

先ずは New Stereo Mix 、想像通り綺麗にバランスが整えられ、今風だけど普通になった。 作品の良さ、総合的な完成度、それはもうオリジナルに尽きる訳だが、記録された素材一つ一つの確認にはこのMixは有効で、「シー・セッド・・・」の左ギターなんか、埋もれていたどころか、オリジナルを聞き返してもわからない。オリジナルは、アンバランスなMixの曲が多くて中でもエリナリグビーはダントツめちゃくちゃ。1番Aメロの歌い出しなんか、エリナリグビーの「エ」だけ左右聞こえ、「リ」から後は右だけ、って!なに?、しかしそれがビートルズの恐ろしいところ。そのめちゃくちゃと思えたMixが、時と共に身体に染みつき「えもいえぬ」カオスを生み出す。暗幕で締め切った部屋に立ち込める煙のように。ジョージの3曲もそう、ジョンの「アイム・・・」「シー・セッド・・・」「トゥモロー・・・」も然り、Revolverは「カオス渦巻くモノクロのサイケデリック」、アートなジャケットに身を包み、やりたい事全て詰め込んだ比類の無き作品。皆、長年の思い入れがある。敵うとか、張り合うでなく、聞く選択肢が増えたことに感謝する。 個人的には Originai Mono に期待してた。 1966年オリジナルのモノ・マスターテープからってどうなの?2009年のモノボックス持ってないので比較できないけど、全体に音に迫力があり、空間の拡がりを感じて、モノを聞いている感じがしない。やはりオリジナルはステレオにしろモノにしろ偉大な作品である。レコードはまだ届かないけど、「Originai Mono Mix・レコード」こそが本丸中の本丸と聞くのを楽しみにしている。(モノ専用針も手配中、ワンスピーカーで聴いてみよう) Session は何度も繰り返し聞くものじゃないけど、聞く価値は十分過ぎる。目玉は「イエロー・サブマリン」。ジョンの歌う原曲オリジナルデモは物悲しい(僕の生まれた場所、誰も気にかけない、僕の名前、誰も気にかけない)曲の断片。アコギで歌うジョンのつぶやくようなボーカルが素晴らしい。まるで「ジョンの魂」の1曲のようだ。こういう素のジョン、ホント素晴らしい。何もいらない、伝わってくる。(同じ感じで「シー・セッド・・」も良かった。)これが、あの「イエローS」に結実するのだから、どれほどクリエイティブな発想で作り上げたことか、想像に難くない。これは大きな事実。ポールが気の向くまま童謡風に仕上げた「気ままな曲」と、初めて聞いて45年間、今日まで思っていた。ジョンの小曲がベースにあって、それをポールがものにした。消沈していた小曲が、派手な効果音とリンゴのボーカルで童謡風に仕上がる。完全なレノン&マッカートニー作であった訳だ。この曲に失礼なことしたな、もうスキップしません。でも、言ってくれなきゃわからないよ、凡人代表みたいな自分には。 EPの「ペイパー・・・」「レイン」どちらもステレオは迫力がってあっていいけど、なんだか中庸に聞こえるのはギターの荒々しさが抑えられたから? このスペシャルエディション、マニアに向けたBoxSetであることは確かである。毎回苛立ちのCD取り出し、収納台紙のスリットに余裕ができて、やっと出し易くなった。(遅すぎ) ブックレットは未公開写真と歌うが、本人達のショットは角度や瞬間が違う程度で大したことない。曲の解説に手書きの歌詞が全曲(レイン以外)載っているのは興味深い、結構直しが入っている。最後のページにギターが写ってる。カジノ、J-45、テキサン、そしてストラトキャスター(白黒で色が分からないが、濃淡からするとジョンのソニックブールーではなさそう?)、カラーで見たかった。アコギ2本、エレキ2本だが、ケースはアコギ5個・エレキ4個、写ってる。 ポールがライナーに寄せている。 自分の曲が「何もないところから、苦もなく生まれてきて、ビートルズのディスクに着地した」当時の彼らがどれだけ研ぎ澄まされていたか、見事に表現された言葉である。

ハトヤゴー さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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The Beatles

「20世紀における最も偉大な(影響力を誇った)音楽家は?」―という問いにビートルズの名を挙げる人は少なくないだろう。実際、ロック史上というよりも、20世紀の音楽史における最も重要な存在とさえ言える彼ら。”単なるロック・ファン”の筆者が書く本稿が”等身大のビートルズ”への入り口になれたら良いと思います。

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