Look Around

アメリカの初期インディー・ロック界の先駆者である、ワシントン州・オリンピア出身のロックバンド。80年代に彼らが作り上げた、プリマティブ・ポップ・サウンドと、「誰にだって出来る」といったD.I.Y精神の融合は、ソニック・ユース、フガジ、ティーンエイジ・ファンクラブ、ニルヴァーナといった数多くのバンドや音楽レーベルに影響を与え続けてきた。ヴォーカルのカルバン・ジョンソンが創始者であり、彼らも所属する周辺の音楽コミュニティは、ロック音楽の本質における常識に真っ向から対立する立場をとっていたが、その影響力は多大なものであった。
1983年、5曲入りのデビューカセットテープをリリース。その後、日本での観光旅行中に東京にて、1984年リリースの『Three Tea Breakfast』をレコーディングした。1985年、ザ・ワイパーズのグレッグ・セイジによるプロデュースを受け、バンド名を冠するデビュー・アルバム、『Beat Happening』を発表。1988年のセカンド・アルバム『Jamboree』と共に高い評価を受け、広く有名となる。
1991年の『Dreamy』のリリースと共に、Beat Happeningのインディー・ロック界における影響力はますます顕著なものとなる。同年の夏に、カルバン・ジョンソンがオリンピアにてインターナショナル・ポップ・アンダーグラウンドフェスティバルを開催。50以上ものバンドが出演した、今となっては伝説のコンサートである。
1992年の『You Turn Me on』の後、リリースは暫く休止していたが、2000年に8年越しのシングル、『Angel Gone』を発表。2002年にはボックスセット、『Crashing Through』がリリースされるが、その後ステージ/スタジオ活動を休止している。　そしてこの度、デビュー・アルバムの発売から30周年を迎える2015年にからコンピレーション・アルバム『ルック・アラウンド』リリースすることが決定！

（メーカーインフォメーションより）