【中古:盤質S】 バロック時代のドイツ歌曲集　ダッシュ、ベルリン古楽アカデミー団員

ハルモニアムンディの名盤復活シリーズ「HM Gold」
美しきソプラノ、アネッテ・ダッシュ　ソロ・デビュー盤！

アネッテ・ダッシュは1976年ベルリン生まれのドイツのソプラノ。2000年のジュネーヴ国際音楽コンクール声楽部門で第１位を獲得。日本では2003年12月の新国立劇場でのオッフェンバック『ホフマン物語』でアントニーアを歌って好評でした。彼女は古楽畑での活動が主で、バッハなどの宗教音楽で評価を得た人です。ヤーコプスもパリで『フィガロの結婚』を上演する時には若きダッシュを伯爵夫人に起用していますから、ただの若手ソプラノではありません。
　当盤は、彼女の初ソロＣＤ。 17世紀のドイツの作曲家による親しみやすい歌曲を歌っています。柔らかくしっとりした魅惑の声、驚くほどの気品が漂う表現、全てにおいて大器であることを感じさせます。もちろん若い歌手ならではの溌剌とした生命力、しっかりした技術力も目を見張るものです。テーマごとに区切られた凝ったプログラム、それぞれのセクションでの変幻自在なダッシュの表情は見事。滴るような音色のベルリン古楽アカデミーのメンバーの伴奏もまた実に楽しめます。（キングインターナショナル）

【収録情報】
バロック時代のドイツの歌曲

【愛】
・ハインリヒ・アルベルト：ああひどい冷酷さ！
・ヨハン・クリーガー：いとしい人、君が好きだ
・アンドレアス・ハンマーシュミット：美よ、お前は
・アンドレアス・ハンマーシュミット：3声のための3つのカンツォーナ
・フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ：愛の神よ、急いで正直に助言を与えてくれ
・アダム・クリーガー：飛べ、魂よ、飛べ

【不安定】
・ハインリヒ・アルベルト：かつて誇り高く今や死に瀕した若い女性の最後の言葉
・ヨハン・クリスティアン・デデキント：すべては足早に過ぎ去って行く
・フィリップ・ハンリヒ・エルレバッハ：私たちの人生はたくさんの苦悩に囲まれている

【平安】
・エラスムス・キンダーマン：神にさかえあれ、平安はまだここに
・エラスムス・キンダーマン：ああ主よ、どれほど長く
・ヨハン・クリーガー：晩の礼拝

【自然】
・ハインリヒ・アルベルト：魂よ、おまえはかつて見なかったか
・ハインリヒ・アルベルト：年の中心の5月が
・ヨハン・クリーガー：おいで、歩きに行こう
・ヨハン・クリーガー：2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ

【幸運】
・フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ：幸運よ、お前はわたしをもてあそぶ
・ヨハン・クリーガー：自分の持っているもので満足する者は幸せである

　アネッテ・ダッシュ（ソプラノ）
　ベルリン古楽アカデミー団員

　録音時期：2004年7月
　録音方式：デジタル（セッション）