CD 輸入盤

『恋のストラヴァガンツァ(蕩尽)!〜メディチ家の宮廷でのオペラの誕生』 ラファエル・ピション&ピグマリオン

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM902286
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
BOOK付き,輸入盤

商品説明


ラファエル・ピションとピグマリオンが送る壮大なプロジェクト!
想像を絶する豪華さの極み『幕間劇』。声楽、合唱と器楽の祭典


若手気鋭古楽指揮者、ラファエル・ピションと彼が率いるアンサンブル「ピグマリオン」が送る、壮麗なプロジェクトの登場。16世紀、さかんに作られた、オペラ誕生の素地ともなった壮麗な幕間劇を、現代によみがえらせます!
 幕間劇は、芝居(喜劇)の幕間に挿入される、古代の演劇を模倣した、壮麗な視覚効果を生む娯楽。15世紀後半からさかんにつくられるようになったといいます。君主を讃える寓意的な説話が、音楽を伴って演じられました。大きなスケールの複合唱や、器楽伴奏を伴う独唱(器楽伴奏とメロディ)というスタイルがとりわけ多くとられています。豪華な舞台装置を伴うこの幕間劇は、政治的・芸術的可能性に着目した君主によって大いに奨励され、発展をとげます。そしてこの幕間劇をとりわけ重視したのが、フィレンツェのメディチ家でした。一族の華やかな婚礼で上演される様々な喜劇の幕間劇のために、当時の最高の作曲家をそろえ、作曲させました。機会によっては3000人の貴族と800人の貴婦人の前で上演されるという、想像を絶する豪華さだったことが伝わっています。これは、一族の力を見せつけるだけでなく、16世紀のフィレンツェという場所事態が、列強の国々からの注目を集めていた都市だったので、力量を他の国々に示さなければならなかった、という事情もあります。音楽のスタイルそのものだけでなく、劇場での音響効果についても考え抜かれた作品が多数生まれました。
 ピションは、本企画で、「ラ・ペレグリーナ」のための幕間劇が初演された1589年から、ガリアーノの「ダフネ」がフィレンツェで上演された1611年までの期間(幕間劇はこの時期にとりわけ人気を博していました)に焦点を絞り、あらたな4つの幕間劇を構成しました。7つもの合唱グループを要する編成の楽曲など、豪華の極みの充実作品に、オペラ誕生期の音楽家たちの気概や聴衆の熱狂までもが伝わってくるようです。また、レコーディングが行われたヴェルサイユ宮殿の王立礼拝堂の豊かな残響を伴う美しい音にも注目です。(写真© François Sechet)(輸入元情報)

【収録情報】
恋のストラヴァガンツァ(蕩尽)!〜メディチ家の宮廷でのオペラの誕生1589-1608


● 幕間劇 第1番『愛の帝国』
● 幕間劇 第2番『アポロの物語』
● 幕間劇 第3番『オルフェウスの涙』
● 幕間劇 第4番『高貴な恋人たちのバレエ』

 音楽:ロレンツォ・アッレーグリ[1567-1648]、アントニオ・ブルネッリ[1577-1630]、ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ[c.1595-1642]、ジュリオ・カッチーニ[1551-1618]、エミリオ・デ・カヴァリエーリ[c.1550-1602]、ジローラモ・ファンティーニ[1600-1675]、マルコ・ダ・ガリアーノ[1582-1643]、クリストファーノ・マルヴェッツィ[1547-1599]、ルカ・マレンツィオ[1533-1599]、アレッサンドロ・オローリョ[c.1550-1633]、ヤーコポ・ペーリ[1561-1633]、アレッサンドロ・ストリッジョ[c.1536-1592]

 レナート・ドルチーニ(バリトン)
 ルチアーナ・マンチーニ(メゾ・ソプラノ)
 ソフィー・ユンカー(ソプラノ)
 ザハリ・ワイルダー(テノール)、他
 アンサンブル・ピグマリオン(管弦楽・声楽)
 ラファエル・ピション(指揮)

 録音時期:2016年10-11月
 録音場所:ヴェルサイユ、王立礼拝堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 豪華フルカラーブックレット159ページ

ユーザーレビュー

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