ＤＶＤはオススメです

万人向けじゃないけど極めて意味の深い作品。音楽はもともと洞窟の中で岩を叩いて反響する音を楽しむのが最初だが、外に出て音を出し、陶酔感に浸りながら、太陽を始め森羅万象を敬う…。感情の始まりだ。人間の内に刷り込まれた、決して消えぬ意識をここに体現したパフォーマンスは、個人的に意義深く見てしまった。

価格が安いのは良いことだと思うけど、また7,777円のほうが良かったな

魂と鼓動の否断続的共鳴性。 地上と天が、手と手をとりあい分かち合う太陽と海の恩恵。 連続する音の連鎖が、魂の連鎖と供に波のように一点に集束しながら拡散する。 空から降ってくる沸点０℃が蒸発して空気中に溶けていくように、心に潤いをもたらす。単数、口に含んだ一片のチョコがとけていく。 グレープフルーツの黄色が塗料と同化し、閑散とした何もない海の中央をモーゼのように突き進む。 秒速1000�qのまばたきが宇宙の底辺と側面に仁王像を描き、ロープを投げるその先の未来を訪ねる。

Fantastic!!!

曲調がどんどん発展、変化していき知らぬ間にトランス状態に陥っていく。一枚のトータルアルバムとしての完成度は高い。ただ、このバンドの原点は恐山のストゥージズ狂にあると思っている人間なので及第点しかつけられない。

これは凄い。ノイを更に発展させたような人力トランス。土着的なリズムに気が狂いそうな程唸るシンセがたまりません。現代のプログレですな〜

ウヒャアアアアアアとかいってるケド…大丈夫？

邦題「恐山のストゥージズ狂」と冠されている初期編集版。内容的には良くも悪くもスカム音楽としか言いようがなく、ひたすら狂気のみが繰り出される一枚。80年代USインディーズの空気感がよく表れており、バットホールサーファーズやプッシーガロアがたまらなく好きという人には激しくお勧め。しかし万人受けするものでは決してないのでやはりある種のマニア向けであろうか。

全てを超越したような音楽。これを聴くと何処か、果てしなく続く終わりのない別世界へと誘われる感覚に陥ってしまいます。