CD

Move Of Ten

Autechre (オウテカ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRE31
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

「かなりの自信作であり、サウンド的に完璧にデザインされている。」とオウテカ自身も高く評価した、通算10枚目の記念すべきオリジナル・アルバム『Oversteps』。ここ日本では「キャリア史上、最も美しいダンス・ミュージック」と評されたこの作品は本国イギリスでも大絶賛され、新たな手応えを感じながら更なる進化を試みるオウテカが、早くも次なる作品を発表する。「ハーモニーを多く使ったけど、オウテカのイメージとは異なる新しいものだよね」とショーンが語るように、前作『Oversteps』はよりハーモニーとメロディーにフォーカスした作品に仕上がった。シンプルでスペース(空間)を残すプロダクションを意識することによって、豊かで美しいサウンド・デザインが実現された。そして、本作『MoveOf Ten』は、前作同様、余分な要素を積極的に排し、スペースの重要性を前提にしながらも、“リズム”を強調し、“リズミックなフィーリング”を色濃く反映させたサウンド・スケープが展開されている。注目すべき点はその制作プロセスである。『Quaristice』ツアーが終わった後、次の作品を作り始めるためのシステム作りに着手。初期の段階で作ったトラックのほとんどが『Oversteps』に収録されることになった。そして、新たなライヴ・セット用にシステムに修正を加えていく。そのライヴ用セットアップと制作初期段階のスタジオ・セットアップとのコンビネーションにより生まれたのが『Move OfTen』であり、ライヴ用に構築したシステム上で、収録されたほとんどのトラックが作られていったのである。
つまり、『Quaristice』以降のプロセスの中で、大きく分ければ、『Oversteps』は前半に制作され、『Move Of Ten』は後半に制作されたということだ。更に興味深いことに、『Oversteps』を最終的にコンパイルした際、『Move Of Ten』も同時にコンパイルしたというのだ。同時期とも言える制作プロセスの中で作られた作品だから、同じ流れの中でリリースしたかったとオウテカは解説する。「『Quaristice』ツアーが終わって、最初に考えたのが、メロディックな曲を作りたいってことだった。ビート作りには正直ちょっと飽き飽きしてたんだ。だから制作の初期段階では、ビートなしで曲を作っていき、後でまた戻ってきてビートを加えていったんだ。例えばビートが入った『Oversteps』収録曲のうち数曲は、ビートだけ全体の制作作業の最後の方に足したものもある。そこから発展してビートが早くなっていったり、リズミックになっていった曲が、徐々にライヴ・セットに使いたいって思えるものになっていって、そのプロセスにヒントを得たものが今作の曲だったりもする。制作プロセスの後半にリズムとビートが欲しくなってできた曲ってことだね。感覚として『Move Of Ten』はより直接的であるべきだと思えた。」
『Oversteps』と本作『Move Of Ten』。大きな共通点を持ちながらも、異なる大きな個性を持つ2つの作品。リリース・ツアーも間もなく終了を迎え、キャリアを重ねた2人だからこそ可能となった長期にわたる一連の“実験”が終わりを告げる。オウテカの2人が新たなサウンド・デザインに向かって次なる探究をスタートさせる前に、オウテカが描いたこの美しい軌跡を一度辿ってみるべきだ。必聴!!!

<メーカー資料より>

収録曲   

  • 01. Etchogon-S
  • 02. y7
  • 03. pce freeze 2.8i
  • 04. rew(1)
  • 05. nth Dafuseder.b
  • 06. iris was a pupil
  • 07. no border
  • 08. M62
  • 09. ylm0
  • 10. Cep puiqMX
  • 11. ClnChr(国内盤ボーナストラック)

ユーザーレビュー

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