Renaissanceが一段落した時に出されたソロアルバム。以後に出されたソロアルバムはクラシックに歌詞をのせたものなどがメインとなり、面白みに欠けるが、このアルバムはポップアルバムとして魅力的。

待ちに待った？！アニーのライヴ映像に大感激です。オープニングの“カーペット・オブ・ザ・サン”から一気に引き込まれてしまい、アニーの世界の住人になりますよ。観客が中年男性ばかりなのもよーく理解出来ます〜私もそうですから(苦笑)　はっきりいって1時間じゃもの足らない…又“オーシャン・ジプシー”もやってほしかったなぁ

アニー・ハズラムのブラジルでのソロライヴ。ほとんどの曲がピアノまたはアコースティックギターで歌われ、アニーの歌を楽しめるアルバムであるが、曲の寄せ集めの感がある。The Young Prince And Princess や　Let It Growの会場との大合唱は感動ものである。どうしてのRENAISSANCE時代の曲に惹かれてしまうが、目玉はYESのTurn Of The Centuryだろう。アニーの声にこれほど合っているとは。ベスト盤的でとても聞きやすい。

70年代プログレの様式を受け継ぐ曲も美しいが、何と言ってもアニーのヴォーカル！彼女の声を聴けば、世にはびこる「歌姫」どもがいかにつまらん存在かよくわかる。