Records Are Like Life

トニー・コジネクなどと並び称されるボストン出身のシンガー・ソングライター、アンディ・プラット。その特異なポップ・センスを最大限に発揮したファースト・アルバム。若さゆえのセンシティヴな感性が辿り着いた至高の１枚。　[1969年作品]

知的で凝ったプロダクションと、ブライアン・プロズローにも通じるギミカルなポップ・センスを持ったシンガー・ソングライター、アンディ・プラット。現在まで続くキャリアのなかでも、もっともアーティストの個性が発揮された盤として、またレコード・コレクターからは、もっともレアな１枚として人気を集めていた本作、69年リリースの記念すべきファースト・アルバムが世界初ＣＤ化！　70年代初期のシンガー・ソングライター・スタイルにジャズやポップスのテイストをミクスチャーした独自の世界は、ヴァン・モリスンの名作『アストラル・ウィークス』にも匹敵するようなオリジナルな世界を創り上げている。ドラムとパーカッションのリック・シュロッサーは、スティーヴン・ビショップ、アート・ガーファンクル、リトル・フィート、マンハッタン・トランスファー、リンダ・ロンシュタット、ジェイムス・テイラー、リー・リトナーなどなど、数多くの名レコーディングを残す、アメリカを代表するセッション・ミュージシャン。他に、ビル・エリオット（ベースとストリング・アレンジメントにビル、エリオット、そしてギターにスティーヴ・クランプが参加。