初めてウェバーが手掛けた作品’The Like Of Us’は惜しくも失敗に終わりますが、その後、1971年にあの傑作’オペラ座の怪人’が初演、同年にサラと結婚します。’オペラ座の怪人’の大ヒットにより、ロイドウェバーも知名度を高め、より積極的にミュージカルを製作してゆき、1975年’ジーヴス’が初演、ロンドンで1978年に’エヴィータ’公演、1981年に’キャッツ’の初演、1982年に’ソング・アンド・ダンス’・・・と立て続けにヒット作品を製作し、ミュージカル界の頂点へと登りつめますが、’ソング・アンド・ダンス’のヒット冷めやらぬ1984年にSarah Gugillと離婚。’キャッツ’で一躍ミュージカル界の歌姫となったサラ・ブライトマンと恋仲になったのが離婚の原因と言われています。その同年サラ・ブライトマンと再婚、’スターライト・エクスプレス’の初演、というウェバーには、凄まじい1年となったようです。’キャッツ’以来、ウェバー作品で主演を演じたサラ・ブライトマンも今や世界中でその歌声が愛されているメジャー・アーティストですが、この’キャッツ’あっての話なのかも知れません。