今回はRodの曲が多いです。彼の歌は詞も歌い手としても、とても良くなっています。「Sohn der Leere」や、かわいい感じの「Tamagotchi」が好きです。聴きやすくて楽しいのは、Farinの曲で「Ist das noch Punkrock?」や「M＆F」ですね。今でも艶っぽい声で歌うBelaの曲「Miststuck」も良いです。歌詞カードの裏がボードゲームになっていて、双六とても楽しめます。

私は前作「Geraeusch」よりも好きです。基本的に、大体Farinの歌のほうが好きなんですが、今回は「Lied vom Scheitern」「Perfekt」「Tu das nicht」などBelaの歌の出来が良い気がしました。

タイトルの正式名称（もしくはサブタイトル）は『Ist das alles? - 13 Hoehepunkte mit den Aerzten』となっていて、ベストアルバムのようです。「Zu spaet」や「Radio brennt」などの名曲も入っていますが、全体としてはまあまあだと思います。

彼らの代表曲の一つ「Schrei nach Liebe」ももちろん名曲ですが、「Kopfueber in die Hoelle」も力強くて好きです。Rodが母語のスペイン語で歌う「Dos Corazones」も良いです。

「Du willst mich kuessen」「Wegen dir」「Ich weiss nicht (ob es Liebe ist)」は、若さ故のかわいらしさや切なさが出た歌詞で、好きです。でもそれ以外の曲は、個人的にはあまり好みではありません。当時のﾍﾞｰシストSahnieの歌も聴けますが…。

歌詞が面白い（毒舌）「Ohne Dich」、面白いだけでなくしっかりしたメッセージも含まれている「Blumen」、切ない「Komm zurueck」や「Westerland」などが特に好きです。でもあとは普通かな。

２枚組で、ボーナストラック１曲を含めた２７曲入り。とにかく盛りだくさんな感じがします。聴く前にタイトルだけ見た時、「Der Tag」と「Die Nacht」、「Anti-Zombie」と「Pro-Zombie」というふうに、対立しているものがあって、興味深かったです。このアルバムでは、Rodの歌の出来がすごく良いと思います。シングルになった「Dinge von denen」も好きですし。

タイトルの通り、要するに、ベスト盤。２枚組で合計３４曲も入っていて、主要な曲はほとんど収録されているので、再結成より前のアルバムを持っていない方には特にオススメです。

まだ若々しい・初々しい頃の作品を集めたＣＤ。当時は、歌詞が単純でわかりやすく、特に強いメッセージ性がない（無意味、というわけではなく、扇動的でない）ものが多い気がします。

アンプラグド、つまりアコースティックバージョン。知っている曲が違った雰囲気になっていて、面白いと思います。いつもと違って興味深いけど、個人的には、いつもの彼らの方が好きです。