少女霊異記

樹のぶ子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163901442
ISBN 10 : 4163901442
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;20

内容詳細

千二百年の時を超えて伝わる言霊。事件を呼び寄せたのは、日本最古の説話集『日本霊異記』だった。古代と現代をつなぐ「霊異」ミステリー。

【著者紹介】
高樹のぶ子 : 1946年、山口県生まれ。84年「光抱く友よ」で芥川賞を受賞。95年『水脈』で女流文学賞、99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞、10年「トモスイ」で川端康成文学賞を受賞した。09年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みかん🍊 さん

    奈良の薬師寺で働く明日香の愛読書は日本最古の説話集『日本霊異記』この霊異記の縁に擬えた事件が明日香の周りで起き、地名から謎解きをしていくという古代ロマンな作品は好きで経過は面白いのだが、最後はなんとなくスッキリしないのは何だろう、幽霊や千二百年前のこの世の物ではない物が出てきても嫌いではないのだけど。野良猫ならぬ野良カラスのケイカイさんはかわいいです、野良カラス手なずけたいな。

  • 七色一味 さん

    読破。日本霊異記をベースにしたファンタジーだけど、日本霊異記に拘り過ぎて、謎解き?がこじつけになって読みづらい。主人公と、イケメン男子のレンアイも、なんだか取ってつけた感。もうちょっと料理のしようもあっただろうに…。個人的には残念な一冊。

  • BlueBerry さん

    変に軽い感じでライトノベルっぽいなと思いました。少女のトーンについていけず、流れに乗れなかったのも敗因かと思います。もうちょっと落ち着いた感じでじっくりしたものに仕上げたら大分違ったと思う。まあ、こういうのが好きな人も沢山いると思うので私には合わなかったと言うことだとも思っています。序盤△中盤○ラスト△総合△

  • NAO さん

    名前は高畑明日香。奈良に詳しい人なら、どっちも奈良の地名、とつっこみをいれたくなる。彼女は高校の教師の影響で『日本霊異記』が大好き、地名おたく、いくらか霊感があるようだ。庭によく来る鴉は、彼女に妖しげな出来事の予兆を知らせたり、警告したりする。歴史の長い奈良では何が起きても不思議ではないが、全ての事件を『日本霊異記』の話との類似から解決するのは、少し無理やりな感じがしないでもない。作者いわく、古い地では同じようなことが何度も起きる、らしいのだが。六つの話の中では、「奇しき岡本」がよかった。

  • ままこ さん

    「日本霊異記」が好きな主人公が遭遇する霊異ミステリー。地名の由来とか日本霊異記の話は興味深く面白かったが肝心の本編のミステリーやストーリー展開がいまいち納得出来きない所もあり消化不良な読後感。

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