サンデルよ、「正義」を教えよう 変見自在 新潮文庫

山正之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101345963
ISBN 10 : 4101345961
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;16

内容詳細

「正義」を売り物にするハーバード大学のサンデル教授。曰く、ハリケーンで崩壊した屋根の修理を通常料金の50倍で請け負った場合、これは悪徳商法かそれとも需給関係を反映した当然の商行為か―。商売は阿漕に、金持ちは命を惜しむもの。それを正義で包むのがこのセンセイのやり口だ。正義とやらは、悪いヤツほど振りかざし、非道国家こそ口にする。世の正しい見方が分かる、大人気シリーズ。

目次 : 第1章 ウソつき新聞は今日も健在(白人が慄く「航空日本」の実力/ この程度で大学教授とは恐れ入る ほか)/ 第2章 真実は歴史を知ることで見えてくる(全日空はシャイロックだ/ なぜ「湾岸」戦争か ほか)/ 第3章 恥を知らない人々(お前はどこの国の記者なんだ!/ 在日特派員はクズばかり ほか)/ 第4章 美談はまず疑ってかかれ(それでも受信料を払いますか/ 米・支お得意の“日本騙し”の手口 ほか)/ 第5章 悪人ほど「正義」を気取る(だから日本は世界からナメられる/ 米が盗みまくった日本の技術 ほか)

【著者紹介】
高山正之 : 1942(昭和17)年生れ。ジャーナリスト。’65年、東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部デスクを経て、テヘラン、ロサンゼルス各支局長。’98(平成10)年より3年間、産経新聞夕刊1面にて時事コラム「異見自在」を担当し、その辛口ぶりが評判となる。2001年から’07年3月まで帝京大学教授。「週刊新潮」に連載中の「変見自在」は熱狂的ファンも多く、名物辛口コラムとして高い人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 阿部義彦 さん

    週刊新潮へ連載のコラムをまとめたもの。著者のことは不覚にも私は知りませんでした。しかしタイトルが私に本を取らせました。あのNHKの熱血教室のサンデルですか?散々本などで儲けたでしょうが私はなんか胡散臭いと感じて一切関わるのを避けていましたが、かなりけちょんけちょんにされてます。勿論人それぞれの感じ方はあるでしょうが私は面白く読ませてもらいました。サンデルには最近日本で文化人気取りの百田某を重ねあわせて一人で受けてました。NHK朝日新聞を叩くコラムは古くは山本夏彦さんから新潮には脈々と流れてるみたいですね。

  • 金吾 さん

    相変わらずの高山節であり、米中韓を切りまくっています。独断が強く話し半分の部分もありますが、朝日新聞に対しては同じ印象を持っているので少し溜飲がさがりました。

  • 山目 さん

    ごもっとな意見で賛成することも多くありますが、一方的な断定は自己矛盾があるような気がします。批判ばかりで続けて読むと疲れました。コラムでひとつづつ読むには悪くないかもしれませんが。書かれているように、よく考えて読む本でしょう。

  • tnyak さん

    読めば読むほど、憤怒の念が噴出してくる書。もちろん、著者に対してではなく一つは本書で記された「隣の国」と「隣の隣の国」の所業に対して。そして、旭日旗に似た社旗のあの新聞の偏向報道に対して。「正義とやらは、悪いヤツほど降りかざし、非道国家ほど口にする」高山氏の仰る通りです。

  • きゆう さん

    建前と本音 様々な社会問題等に関して建前は凄く綺麗だけど、本音はそうでは無いって考えが凄く伝わってきた。建前では無い本音の部分がくどいくらいに書かれていて、そこまでくどく書かなくても分かると思ったが、書かないと伝わらないのかもしれない。 震災での日本の対応を良い意味で異常だとみる海外の報道などもあるが、日本では建前=本音みたいな良くも悪くも他所とずれているのかなとも思った。 あと、本の内容にサンデルはあまり関係が無い。

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