CD

團伊玖磨/シルクロード、芥川也寸志/エローラ交響曲、黛敏郎/饗宴 本名徹次&東京シティ・フィル

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
3SCD0002
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤

商品説明

半世紀を経て いま復活!
“3人の会(團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎) 2006ライヴ”

「3人の会」は、團伊玖磨、芥川也寸志、黛敏郎の3人が“割り勘”で自作品発表のための演奏会を開催する目的で、1953年に結成されました。この会は経済的な理由で結成されたことが特徴で、芸術感も作品の傾向も異なる3人の個性が歩み寄ることなくぶつかり合い、それはむしろ3人の個性を強烈に際立たせることになりました。演奏会は1954年の第1回から1962年の第5回まで開かれ、当時、社会現象と言ってもいい程の大きな反響がありました。
 「シルクロード」は、東アジアという広い視野に立って日本文化を捉えようとしていた團が、日本がシルクロードの東の終点であることを意識して書いた初期の傑作です。過去にレコード盤の録音がありましたが、CDは今回が世界初です。
 「エローラ交響曲」は、芥川がインドのエローラ石窟寺院を訪れたときの圧倒的な感銘をもとに書かれました。東洋の空間、原始芸術を足掛かりに、芥川が新しい音構成を実現しています。
 「饗宴」は、黛がオーケストラという音響媒体そのものをインスピレーションの根源として書いた作品で、従来のクラシック音楽を逸脱した爆発的音響と、ダイナミズムに圧倒されるでしょう。
 演奏は、本名徹次指揮による東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。本名の熱い内にも常に的確さを保持したタクトのもと、東京シティ・フィルが美しくもアグレッシブな演奏を披露しています。この秀逸な演奏で「3人の会」の音楽を改めて楽しめることは、大いなる喜びと言えましょう。

「3人の会 2006ライヴ」
・團伊玖磨/管絃楽組曲「シルクロード」(1955)
・芥川也寸志/エローラ交響曲(1958)」
・黛敏郎/饗宴(1954)
 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
 本名徹次(指揮)

 録音時期:2006年2月8日(ライヴ)
 録音場所:東京オペラシティ・コンサートホール

内容詳細

1954年から62年にかけて同年代の新進作曲家が催した“3人の会”を再現する東京シティ・フィル定期演奏会のライヴ録音。若き日の黛が生み出したオーケストラと和太鼓による音響の渦が凄まじく、インドでの体験を綴った芥川による灼熱の音塊は今も刺激的だ。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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「3人の会」でまとめた企画に興味を覚え、...

投稿日:2011/10/05 (水)

「3人の会」でまとめた企画に興味を覚え、懐かしさ溢れて買ってみました。戦後日本で脚光を浴びた3曲がとても懐かしく、希望が湧くような気持ちです。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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黛生誕80年、芥川没後20年にも関わらず、楽...

投稿日:2009/12/15 (火)

黛生誕80年、芥川没後20年にも関わらず、楽壇の反応の冷たさには呆れるやら悲しいやら。全体的にやや小ぶりな音楽作りが残念と感じることもあるが、シティフィルが楽団創立30年を記念した3年前のコンサート(定期演奏会!)のこのライヴ録音は未だ色褪せず、楽壇そしてレコード業界の在り方に一石を投じる意味も含め、貴重な記録である。

tokuzoo さん | 神奈川県 | 不明

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このCDの最大のウリは団のシルクロードでし...

投稿日:2006/12/16 (土)

このCDの最大のウリは団のシルクロードでしょう。これこそ懐かしい音です。若干ゆっくり目のテンポでこなしていきます。立派な演奏だと思います。確かに黛の演奏では荒が見えますが、団の演奏ではそれほどの破綻を見せていません。良い演奏だと思います。それにしても何十年ぶりかの団のシルクロードを聞くことができてともかく感激しています。

haubenstock- さん | 東京都 | 不明

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