ポップスと現代音楽の融合
新時代のピアノ・トリオ
2005年のオーストラリア室内楽コンクールでピアノ三重奏賞を受賞したベノー・トリオ。クリケット好きの彼らが、オーストラリアの伝説的な選手の名を冠したトリオで、まるでロック・バンドのような容姿のとんがった団体として注目されています。
デビューとなる当アルバムは、オーストラリアの中堅世代の作曲家たちの最近作が収められていて興味津々。いずれもポップスやダンスのスタイルを採り入れたノリの良さが特色で、カッコいい音楽。しかしスタンホープ作品の中間部のような狂気と暴力性もベノー・トリオならではの芸風です。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・ロス・エドワーズ:ピアノ三重奏曲 (1998)
・ポール・スタンホープ:ピアノ三重奏曲『とても優しいナイチンゲール』 (2007)
・マシュー・ハンドソン:ピアノ三重奏曲 (2007)
・ニコラス・ブック:トレイラー・ミュージック (2010)
ベノー・トリオ
アミル・ファリド(ピアノ)
イーウェン・ブレインブル(チェロ)
レイクラン・ブレインブル(ヴァイオリン)
録音方式:ステレオ(デジタル)