CD

『グリーンスリーヴズ』 デイヴィッド・マンロウ、ロンドン古楽コンソート、ジョージ・マルコム

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS16267
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


『グリーンスリーヴズ』
デイヴィッド・マンロウ、ロンドン古楽コンソート、ジョージ・マルコム


マンロウが亡くなる3ヶ月前に行った最後の録音。名曲『グリーンスリーヴズ』などダウランドやパーセルたちの17世紀の曲から20世紀のイギリスの作曲家たちの、リコーダー作品の数々を収めた異色のアルバム。古典的な格調の高さの中に懐かしさと暖かさが溢れる哀愁を帯びたリコーダーの響きが絶品。
 全曲盤としては世界初CD化。今回の発売のために、アビー・ロード・スタジオに保管されているマスターを、アビー・ロード・スタジオでデジタル化、待望の完全復刻致します。日本語解説付き。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. (グラウンド・バス上に奏される)「グリーンスリーヴズ」による変奏曲
2. 「ラクリメ、あるいは7つの涙」より5つの舞曲 ジョン・スーチ卿のガリアルド
3. 「ラクリメ、あるいは7つの涙」より5つの舞曲 エセックス伯のガリアルド
4. 「ラクリメ、あるいは7つの涙」より5つの舞曲 古いラクリメ
5. 「ラクリメ、あるいは7つの涙」より5つの舞曲 デンマーク王のガリアルド
6. 「ラクリメ、あるいは7つの涙」より5つの舞曲 ニコルス夫人のアルマンド
7. 鳥の鳴き声の模倣によるソナタ
8. 劇音楽「ダイオクリージャン」よりシャコンヌ
9. 4本のリコーダーと通奏低音のためのソナタ
10. グリーンスリーヴズによる幻想曲(歌劇「恋するサー・ジョン」より)
11. 「カプリオル組曲」よりブランル
12. 「悲しみの心」による瞑想曲
13. パイプ(竹笛)のための組曲 イントラーダ/メヌエット/ヴァルス/フィナーレ(ジグ)
14. ビーチコマー

 デイヴィッド・マンロウ(リコーダー)
 ジョージ・マルコム(チェンバロ、ピアノ)
 ロンドン古楽コンソート

 録音時期:1976年2月
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

【オリジナーレ(Originale)シリーズ】
バッハやモーツァルトの「時代の音」。テルデック、エラート、旧ヴァージン・クラシックス、旧EMIの貴重なオリジナル楽器演奏録音の、待望の再発売! メジャー各社、古楽の専門レーベルを設立していますが、これらは最古参のレーベル。ピリオド楽器を用いた演奏の録音を開始しており、当時は“斬新なレーベル”として一世を風靡していまし。現在廃盤となっている作品も数多く、この度人気作品を再発売!
・オリジナル楽器による演奏を厳選
・すべて日本語解説、歌詞対訳付
・できる限り、オリジナル・ジャケットを使用(メーカー資料より)

内容詳細

33歳で急逝したマンロウ最後の録音と言われている。16、17世紀のダウランドや古謡としての「グリーンスリーヴズ」とヴォーン=ウィリアムズら20世紀の作品とで構成している。この素晴らしい演奏を聴いていると、その早すぎる死を惜しまずにはいられない。曲に魂が吹き込まれ、輝いている。★(T)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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然うだこれが”マンロウ”だ 大昔の人では...

投稿日:2018/09/29 (土)

然うだこれが”マンロウ”だ 大昔の人ではない 自ら幕を引かなければ今年76歳だったのだから 同時代の人だ リコーダーを主軸に中世とルネッサンス バロック以前の音楽と楽器の研究者であり同時に再現演奏者として先頭を走っていた 三十代半ばで世を去った その三ヶ月前のそして最後の録音 レコードが擦り切れるほど聴いた 再びこうして聴こうとは思わなかった 友から手渡されて少し戸惑った 懐かしさの中に躊躇が出た 内容は彼の古里イギリス音楽集 前半はルネッサンス 後半は20世紀 スタートはどちらも”グリーンスリーヴズ” リコーダーのソロからアンサンブルまで見事だ 笛がいっぱいに鳴っている テヌート奏法の前半と最後はポップに終わる後半の対比が面白い ”パイプのための組曲”を仲間と吹いた記憶が蘇る ただ純正調のリコーダーと平均律のピアノが作り出す歪みは不快だ マンロウはこれをどう捉えていたのだろうか もうこんな笛吹きは現れないだろう 私も笛を吹かなくなって久しい 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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私の記憶が確かならば、昔、柴田南雄氏がレ...

投稿日:2016/12/24 (土)

私の記憶が確かならば、昔、柴田南雄氏がレコ芸の連載でマンロウを紹介する記事の中、ブラームスを10回聞く内の1回でもいいからマンロウを聞いてみて欲しいむねの記述を読んで、初めて買ったマンロウの一枚です。 特にトラックbTの「 デンマーク王のガリアルド」に引き込まれ、リコーダー合奏のポリフォニーの美しさに心酔してから、マンロウをはじめとする古楽に目覚めた思い出深いアルバムです。 『リコーダーの芸術』とともに初めてマンロウを聞くかたにお勧めします。

やすお さん | 群馬県 | 不明

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