その他の外国語 エトセトラ ちくま文庫

黒田龍之助

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480434029
ISBN 10 : 448043402X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
400p;15

内容詳細

英語、ドイツ語などのメジャーな外国語ではなく、「その他」とまとめられてしまうけど、世界のどこかで使われていることばがある。それらの無数のことばとの出合いやお付き合いや別れ?を描いていくエッセイ集。役には立たないかもしれないけれど、これまで以上に外国語が好きになること、間違いなし。文庫化に際して、「十一年目の実践編チェコ共和国講演旅行記」を追加!

目次 : 第1章 三十三文字の日常/ 第2章 二十二の不仕合せ/ 第3章 海外旅行会話十一の法則/ 第4章 十一年目の実践編―チェコ共和国講演旅行記

【著者紹介】
黒田龍之助 : 1964年生まれ。上智大学卒業、東京大学大学院修了、東京工業大学助教授、明治大学助教授などを歴任し、ロシア語、英語、言語学を担当。現在は、専攻言語にとらわれないという意味での「フリーランス」語学教師として、執筆と講演を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    これが著者の最初のエッセイ集なのだが、それにしては気負いがないというか、投げやりとさえ言えそうなタイトルだ。これでは、まるで書店の外国語学習コーナーの末席に並べられた「その他外国語」の棚そのものではないか。著者の一番の専門領域は東スラブ語族(ロシア語、ベラルーシ語、ウクライナ語など)であり、たしかにマイナーな領域ではあるが。これでは、この著者が初めてという人は手を出さないのではないだろうか。なんとも、もったいないことだ。こんなに軽妙洒脱で面白いのに。全篇これ、外国語を学ぶことの楽しみに満ち満ちた本である。

  • コットン さん

    ロシア語、チェコ語などマイナーな外国語にひかれる思いが伝わる本で全編軽めのエッセイなのが良い。ロシア語の文字がキリル文字というのを初めて知る。海外にその土地の言語の本を買うため旅行するとか、チェコの大学で講演を行いチェコの大学生とチェコ語で話をするなど情熱的。

  • yomineko@猫と共に生きる さん

    スラブ語学者の黒田先生に完全にはまった私。必死で語学を習得されたお姿が神々しい。「語学は難しい」=必死で勉強してもいない人が言うべき言葉ではない、に納得!そうです、語学は地道に。その国へ行かなくともOK。だって天文学者は月や星に行かないでしょ!は名言。私も夢の15ケ国語習得を目指そう!

  • 阿部義彦 さん

    ちくま文庫新刊。ロシア語通訳をしていたがいろいろあって今は語学教師を主な仕事にしている著者。米原万里さんを引くまでもなく矢張りロシア語を勉強する人はかなり自由な感性を持ってるみたいです。ロシアの変な字をキリル文字と言うなんて初めて知りました。その他スロベニア語、ポーランド語、チェコ語、スラブ語、リトアニア語、等などどうすれば頭に入るのか?第4章だけでも読んでもらいたいです。「祖国とは国語である」というのが実感として伝わってきます。マイナー好みの私の感性にもフィットしました。楽しい読み物です。

  • 赤とんぼ さん

    帯には「77の役に立たないことばの話」とあるが、とんでもない。外国語学習をしようとした時の心構えとして、大変役に立つと思われる本です。「外国語記念日」を祝うというのは、大変面白い案なのではないでしょうか。でも、英語ひとつまともに話せない自分には、「ごめんなさい」と謝って逃げ出したくもなる厳しさもありました。ごめんなさい。

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人物・団体紹介

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黒田龍之助

1964年東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、東京大学大学院修了。東京工業大学助教授(ロシア語)、明治大学助教授(英語)を歴任。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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