赤い三日月 小説ソブリン債務 下 幻冬舎文庫

黒木亮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344422797
ISBN 10 : 4344422791
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
362p;16

内容詳細

湾岸戦争の勃発、国家財政の悪化、米格付会社による投資適格剥奪…ソブリン債はデフォルトの危機に瀕した。米国財務省からの圧力が強まるなか、但馬は「十年に一度の意味あるディール」としてトルコ経済救済のためのシンジケートローン組成に挑む。想像を絶する苦悩の日々が始まった―。女性官僚と邦銀バンカーの奮闘を描く快作、感動の後編。

【著者紹介】
黒木亮 : 1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンス、貿易金融などを手がける。2000年、『トップ・レフト』で作家デビュー。早稲田大学時代には箱根駅伝に二回出場し、二〇キロで道路北海道記録を塗りかえた。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shiozy さん

    トルコ共和国デフォルトか。あわやの危機を迎えて緊迫感高まる下巻である。経済金融小説の見どころだな。私利私欲汚職まみれの国家トップが如何に国をあやうくさせるかという見本みたいなもの。それにしても、格付会社の評価ひとつで、国家経済が危うくなる現実と言うのは、なんだかなあ、という思いがする。

  • tom1969 さん

    一国がデフォルトするか否か、桁違いの金の動き、実にわかりやすく書かれていたと思われます。最終的にアメリカがストーリーメイクしているのは致し方ない現実だろうと考えさせられた。サムライ債とかちょっと調べてみたが、結局は余った金が次のターゲットを決めて雪だるま的に集中していくのだと感じる。それが、今の日本ではないのを希望します。

  • へいがぁ さん

    グローバルなビジネスパーソンには必読だと思います。いかにも世界経済の一部を切り取ったストーリーでした。

  • ジョルジョ さん

    小説の背景が、ちょっと古いが、トルコという国について、良い勉強になった。また、主人公が、何事も諦めずに、粘り強く仕事をしている様は、何事も道は開けるという気持ちになる。ビジネスのおいて、なかなか思い通りに事が進まない、この本を読んで勇気づけられた。

  • Debuchi Satoshi さん

    IMFの介入、デフォルトの危機、銀行の合併とスピーディーに物語が結末へと向かうのがチョ〜気持ち良い。結局は思惑に振り回されるのね。

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黒木亮

1957年北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社勤務をへて、2000年、国際協調融資を巡る攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。大学時代は箱根駅伝に2度出場し、20kmで道路北海道記録を登り替えた。ランナーとしての半生は

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