暗礁 下 幻冬舎文庫

黒川博行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344410251
ISBN 10 : 4344410254
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
16cm,446p

内容詳細

警察組織と暴力団の利権の草刈場と化していた奈良東西急便。その社屋放火事件の容疑者に仕立て上げられた二宮に、捜査の手が伸びる。起死回生を狙う桑原は、裏金を管理する男を追って二宮とともに沖縄へ飛ぶが、二人を追い込む網はそこでも四方八方に張り巡らされていた―。超弩級のエンターテインメント大作。想定外の興奮と結末。

【著者紹介】
黒川博行 : 1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学卒。86年「キャッツアイころがった」で第四回サントリーミステリー大賞を、96年「カウント・プラン」で第四九回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    二宮がダイ・ハードのマクレーン刑事のようにズタボロになるのはもはやお約束。さすがの桑原も今回は欲張りすぎて・・・・・。

  • Shinji Hyodo さん

    シリーズお決まりの二宮(堅気)と桑原(極道)のシノギ(稼ぎ)の道中記。今回は運送業者と天下り警察OBの癒着と裏金を巡り桑原の嗅覚と二宮の身体を張った(二度ほど頭を縫ってる)アシストで二億近い金を引っ張り出そうとするのだが…警察とヤクザに追い回されて身も心もボロボロのクタクタ。それにしても、桑原の極道っぷりは何度読んでも飽きない。火事と喧嘩はなんとやら…こんなに血が騒ぐのはお祭り好きの男子の遺伝子なのか?最後に手に入るシノギの額は…´д` ;まあまあ命あっての物種ってことで、次も楽しみにしてまっせ(^^)

  • 修一郎 さん

    肝っ玉ジャイアン桑原、シノギで集ろうとするヤマもでかい!ワル警察の腐敗ぶりをこんなにっていうぐらいに見せられて、ここでも悪いヤツラはこてんぱんにいわしたって下さるのだ。あんだけ派手にやっときながら本人の収支はまたもやトントン、ヤクザの世界を泳いでいくのはやっぱり厳しい。前作と同様ジェットコースター感満載の、沖縄の離島まで追いかけていく展開は、また一気読みしちゃったよ、の面白さだった…ということで次、螻蛄へ…

  • ぶち さん

    ダメ男・二宮とイケイケヤクザ・桑原の凸凹コンビが悪たちを追い詰めていく、そのやんちゃぶりがたいへんに面白いのですが、それにしても今作の悪どものあくどさといったら本当に嫌になります。 政治家や企業経営層、警察上層部といった権力者たちの不正ぶりには反吐がでそうです。ヤクザの桑原や半ヤクザの二宮が悪をやっつけるヒーローに見えてきてしまうほどです。例によってこのシノギも失敗に終わってしまうのですが、ラストシーンに爽快感を覚えます。

  • 再び読書 さん

    桑原のヤクザっぷりに拍車がかかる下巻。奈良から沖縄までシノギに食い付くこの根性や、慾通しさにある意味感心する。また、それに文句を言いながら、命を永らえている二宮の生命力にも驚かされる。しかし、当たり前とは言え、この業界喰えない人間が多い。少し悠紀とのロマンスは有るのだろうか?余計なお世話だが、気にはなります。これから「螻蛄」「破門」と進んでいきましょう!

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人物・団体紹介

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黒川博行

1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学卒業後、高校で美術を教え、86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞し、作家活動に入る。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞、2014年、『破門』で第151回直木賞を受賞。大阪を主舞台にした軽妙な語り口の中に

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