夫婦脳 夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか 新潮文庫

黒川伊保子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101279527
ISBN 10 : 4101279527
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
16cm,230p

内容詳細

細かな出来事をすべてことばにする妻に、まとめて話ができないのか、と眉間に皺を寄せる夫。しかし、男性に比べ、女性は感じたことが即ことばに上る脳のしくみを持っている。これは、家事や子育てをこなすために欠かせない能力。そんな違いを理解できれば、ときめきの時代を過ぎた夫婦も、お互いが愛しく思えてくるもの。脳科学とことばの研究者がパートナーたちへ贈る応援エッセイ。

目次 : 夫婦の法則(女性脳からのラブレター/ 夫婦は旅先で喧嘩する、という法則/ 恋は、人生の試練である/ “男の隠れ家”はなぜ必要か/ 夫婦の法則 ほか)/ プロポーズ・アゲイン(答えようのない質問/ プロポーズ・アゲイン/ 愛の魔法/ 七つの法則/ リーダーの条件 ほか)

【著者紹介】
黒川伊保子 : 1959(昭和34)年、長野県生れ。奈良女子大学理学部物理学科卒。株式会社感性リサーチ代表取締役。メーカーでAI研究に携わったのち、ことばの感性の研究を始める。気持ちよいと感じることばに男女の違いがあることを発見、独自のマーケティング論を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Aya Murakami さん

    令和元年新潮文庫紅白本合戦 精神科通いなので心が防衛本能の産物だということは知識として知っていたのですが、ここまで生殖や免疫と似ているものだとは…!どちらも生命維持に不可欠な防衛機能ですからね。しかしながら心が相手との信頼関係やコミュニケーションを重視する一方で生殖・免疫は強い子孫を残すことを重視。なんだか方向性の違いで解散ライブを行うバンドグループを連想してしまいました。自分の体内で解散騒ぎを起こされるのはなんだか嫌だなぁ。

  • いつでも母さん さん

    我が夫婦を考えながら読了に至る。8割近く当たっている!なんとシックリ来るのだろうかと笑えて、「そうそう」「そうなのよ〜」と独り言の多かったことか。結婚後ン十年も過ぎた今、ようやく説明が。夫脳との違いと私脳の「漏れ続ける言葉」の訳(笑)はじめにから、嵌ってしまいましたからね〜作者・黒川さんの出来たご子息の対応が又、素晴らしい。我が息子に教えても無駄だろうが・・柴門さんの解説も面白かった。この本を教えて下さった読友さんにそして、読メに感謝する次第です。尚、これは夫には読ませられない。読書をしない夫で良かった♥

  • chimako さん

    生殖の相性は 免疫抗体の型が遠く離れて一致しない方が良いらしい。多様性が増え子孫の生存率が上がるためだという。生体としての相性は最悪ということ。だ〜か〜ら〜 分かり合えるなんてないのだと。妻は夫をかけがえのない友人とし、夫は妻に共感することを忘れず7年毎の危機を乗り切る、それが大事……という別れないのが前提のお話。全部に「なるほど」と頷くことは出来なかったが、「わかってもらおう」も「わかりたい」もやめようと思った。今年は7年周期の35年目。まったく相容れない生命体としての毎日は続く。

  • takaichiro さん

    108円本。何の気なしに手に取り、読み始めてすぐこの手の話題で誰かと会話したなぁと思ったら、先週”言葉を発することも楽しい”と教えてくれた本の作者である黒川さんでした。読書は一義的に作者との対話に感じますが、本が世に出ていることによって、微かかもしれないが何かしら影響を与えている社会との接点でもあるのかも。本書自体は脳科学者の視点、職業婦人・家庭婦人からの考察と、読み物として面白いです。男と女は脳の作りが違うのでいくら勉強してもお互いよく理解できないのではと思え、だから愛おしい存在なんでしょうね。

  • 夜長月🌙@5/19文学フリマQ38 さん

    「夫の心と妻の心はなぜこうも相容れないのか」という副題は刺さります。妻は髪型を変えても気づかない夫に悲しみ、家事を手伝ってほしいという暗黙の念を察しない夫に悲しみます。夫の方は寄り道の多い買い物にうんざりし、「これとあれどちらがいいと思う?」と問われ「こっち」というと違う方を嬉々として買う妻に苛立ちます。全ては脳科学的に遺伝的に正しいことですが「あわないこと」「してくれないこと」を数え上げるのではなく「してくれること」を見出だすことが大切なようです。

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人物・団体紹介

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黒川伊保子

脳科学・人工知能(AI)研究者。1959年、長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータ・メーカーにてAI開発に従事。2003年より(株)感性リサーチ代表取締役社長。語感の数値化に成功し、大塚製薬「SOYJOY」など、多くの商品名の感性分析を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に

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