小説 ミスミソウ 双葉文庫

黒史郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575520941
ISBN 10 : 4575520942
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;15

内容詳細

わたしの家族は焼き殺された――。雪深い田舎町の中学に転校してきた少女・春花を待ち受けていた、あまりに切なく残酷な出来事。そして、巻き起こる凄惨な復讐劇……。押切蓮介の伝説のコミックス『ミスミソウ[完全版]』を、オリジナルエピソードを交えてノベライズ。カバーイラストは押切蓮介の特別描き下ろし。

【著者プロフィール】
黒 史郎(くろ しろう)
2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第一回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞。妖怪、怪談、クトゥルー神話などを題材とした作品を書く。アニメの原案・設定などにも参加。著書に「幽霊詐欺師ミチヲ」シリーズ、『乱歩城 人間椅子の国』『童提灯』『未完少女ラヴクラフト』『怪談撲滅委員会』、ノベライズ『乱歩奇譚』、小説版『貞子VS伽椰子』「実話蒐録集」シリーズなど。

押切蓮介(おしきりれんすけ)
漫画家。東京都出身。1998年「ヤングマガジン」(講談社)にて『マサシ!!
うしろだ!!』でデビュー。『でろでろ』、『ゆうやみ特攻隊』、『ピコピコ少年』シリーズ、『ミスミソウ』、『プピポー!』、『ハイスコアガール』、『焔の眼』、『狭い世界のアイデンティティー』、『ぎゃんぷりん』、『妖怪マッサージ』(原作)などヒット作多数。

【著者紹介】
黒史郎 : 2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第一回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞。妖怪、怪談、クトゥルー神話などを題材とした作品を書く。アニメの原案・設定などにも参加

押切蓮介 : 漫画家。東京都出身。1998年「ヤングマガジン」(講談社)にて『マサシ!!うしろだ!!』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Bugsy Malone さん

    押切蓮介さんの原作漫画は知らなかったが、黒史郎さんのノベライズなので読んでみました。エスカレートする中学校での虐め、その仕組みに捕われ、仕掛けた者も仕掛けられた者もそれぞれの境遇と想いに追い詰められ、どうしようも無く壊れて行く。壊れた心は自らの破滅を求めるかの様に、更なる狂気と暴力を持って突き進む。グロさ極まるバトルロワイヤル復讐劇、だが単純にそれだけでは済まされない闇を持つ1作。一気読みでした。

  • Yu。 さん

    ‥自然以外になにもない、そこは閉鎖的で過疎化の進む田舎町‥ 力を持て余し 積もりに積もった少年少女のフラストレーションは心に歪みを生じさせ、そのやり場のない苛立ちの矛先は。。。うんうん そうだね、行為の代償は痛くてキツいド派手なお仕置きが丁度いい(๑¯ω¯๑) ‥そうそう 本作はスクールカーストものにもうひと捻り加えられた隠し玉が最大の魅力。

  • らむり さん

    ふむ。グロ描写自体はいいのですが、それがあまりにも安売り過ぎて、ラノベ感が拭えないのです。中高生向けホラーという感じです。

  • アズマ さん

    マンガより小説のが好きです。小説になったことでグロさ以外がより際立ってました。ラストがすごく切ないです。

  • さくりや さん

    呼吸を忘れるレベルで一気読み。漫画の試し読みで途中まで内容を知っていたが、黒史郎のシンプルな文章がとても良い。黒さん地味に応援している。そして、愛ですね相場くん!

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人物・団体紹介

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黒史郎

小説家。おもにホラー系。妖怪や怪談などのテーマが多い。アニメやゲーム、映画関係の仕事もしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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