流砂

黒井千次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065133095
ISBN 10 : 4065133092
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
追加情報
:
240p;20

内容詳細

70代の息子と90代の父親。老いた息子は思想検事だった父の記した奇妙な報告書を見つけた。息子は父の過去にあえて向き合い、己の来し方の輪郭を確かめようとしはじめる…老いと記憶をめぐる小説の冒険。

【著者紹介】
黒井千次 : 1932年、東京生まれ。東京大学卒業。富士重工業に勤務し、企業内の人間を描いた「時間」で1970年に芸術選奨新人賞を受け、作家生活に入る。1984年に「群棲」で谷崎潤一郎賞、1995年には「カーテンコール」で読売文学賞を受賞。2000年に日本芸術院賞。同年芸術院会員。2001年に『羽根と翼』で毎日芸術賞受賞。2002年日本文芸家協会理事長。2006年『一日 夢の柵』で野間文芸賞受賞。現代人の内面を精緻に描き、「内向の世代」の作家といわれる。2014年日本芸術院長。同年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おさむ さん

    黒井千次さんの自伝的小説。思想検事だった父親の来し方を、残された文書から辿る。「父と息子」というのはよく書かれる主題だ。(精神的な)父殺しに象徴されるどこかで乗り越えなければならない壁。自らも歳をとってくると、初めて分かる父親という偶像(の苦労)。照れや恥ずかしさが先に立つコミュニケーション(母親と違って)。本著はそんな微妙な息子の感覚をうまく表している。純粋な私小説かと思って読み始めましたが、ちょっと違うんですね。

  • ミーコ さん

    何とも不思議な読後感でした。何処まで理解出来たのか?分かりません。帯に惹かれて読んだのですが、難しかったです。

  • san0604 さん

    136ページまで読んで断念 地味で眠くなり 読み進めるのが困難。

  • ユカママ さん

    70代の息子が主人公の作品。父であり祖父でありそして息子としての心情が描かれています。思想検事という耳慣れないことばに私自身の勉強不足を痛感しました。ほかの作品も読んでみたいです。

  • だけど松本 さん

    なんだったのか全然わからん。

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人物・団体紹介

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黒井千次

1932年、東京生れ。1955年東京大学経済学部卒。1970年『時間』で芸術選奨新人賞を受賞。1984年『群棲』で谷崎潤一郎賞、1995年に『カーテンコール』で読売文学賞、2001年に『羽根と翼』で毎日芸術賞、2006年に『一日夢の柵』で野間文芸賞を受賞。1987年から2012年まで、芥川賞選考委員

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