隻眼の少女 文春文庫

麻耶雄嵩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167838461
ISBN 10 : 416783846X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
追加情報
:
506p;16

内容詳細

山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版。

【著者紹介】
麻耶雄嵩 : 1969年、三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。京都大学工学部卒業。在学中に推理小説研究会に所属。1991年に島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビューを果たす。2011年には『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナルピーチ さん

    これが麻耶ワールドか!噂に違わぬトリッキーな作風と読者を騙す“不整合”な推理劇に最後まで一気読みの一冊。隻眼の美少女探偵“御陵みかげ”が手掛ける初めての事件。山深い寒村を舞台として2つの時代に跨いで巻き起きる不可解な連続殺人。年月が過ぎても止まらない惨劇の連鎖の行末とは…。何が真実で誰が嘘をついているのか。全く予期できないミスリードの連続と大胆にして狡猾なその犯行手口。“親子二代”に渡って巡る壮大なミステリーの終着地点とは!完全に予測不能な結末に、私の左眼はまったく真実を見抜けませんでした🤣

  • うっちー さん

    犯人探しの本格推理としては面白いですが、殺人に至る犯人の動機や葛藤をしっかり描いてほしいです

  • 麦ちゃんの下僕 さん

    読メ登録450冊目は、2011年の「日本推理作家協会賞」&「本格ミステリ大賞」をW受賞した、麻耶作品の中では最も評価の高いこちらを。信州の寒村「栖苅村」で発生する連続殺人事件に、巫女のような姿をした隻眼の美少女探偵「御陵みかげ」が挑む物語なんですが…いや〜参りました(笑) ネタバレ厳禁ですので何も言えませんが、ただただ唖然・呆然・愕然…高評価なのも納得の“傑作”であり“怪作”ですね!それにしても、麻耶さんは本当に恐ろしい…。

  • ALATA さん

    ひさびさに心を静めるような深淵な後読感を味わった。死地を求めて信州の栖苅村に誘った大学生の静馬は義眼の少女みかげと出会う。琴折家に伝わる神事スガルを受け継ぐ春菜から始まる連続殺人は横溝系を彷彿させるストーリー展開。「しっかりしてよね」探偵とワトソン役が絶妙のバランスでした。18年後の再び起こる惨劇に三代目の義眼少女が挑む謎解きに驚きの展開が★4※春夏秋冬謎解きゲーム、「これからもずっと見守ってくれませんか」愁いを帯びた両眼は漆黒だった。

  • bluemint さん

    最近の推理小説を読んでいる最中、苦痛を感じることが多い。結末の謎解き発表に向けて、ただただ証拠を拾い集めて行くだけ。世界はそのためだけに作られたことが強く感じられて仕方がない。本作も結末に向かう途中にドラマが無い。だから、読み通すには忍耐を強いられる。推理「小説」ではなく、謎解きだけなのだ。キャラクターは良いので、萌え探偵として短めのラノベを書いたらどうか?

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麻耶雄嵩

1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の’91年、島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞

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