銀色の霧 女性外交官ロシア特命担当・SARA 幻冬舎文庫

麻生幾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344427860
ISBN 10 : 4344427866
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
追加情報
:
470p;16

内容詳細

ロシア・ウラジオストク。日本総領事館に勤める優秀な外交官・雪村隼人が失踪した。調査に乗り出した同じく外交官であり妻の紗羅は、ハニートラップの可能性を追及する中で、隼人が残した謎の「足跡」を発見する。その先にあったのは、日本を含む東アジアの安全保障を根底から揺るがす大いなる陰謀だった―。一気読み必至の傑作謀報小説。

【著者紹介】
麻生幾 : 1960年大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ごんちゃん さん

    ロシアのウラジオストックで外交官が失踪。やはり外交官である妻がその謎を追いかける内に国際的な陰謀に巻き込まれて行く。日ロ共同でロシアの退役原子力潜水艦の廃棄事業を行っているのだが、コレ実際にあった話しで、外務省のHPにちゃんと載っていた。はい、潜水艦!また出てきましたね、麻生幾、潜水艦どんだけ好きなんやろ。物語はロシアの諜報機関、政治、軍事やらマニアック且つ、読みにくい文章の羅列です。最後は駆け足で強引な印象。私は面白かったけど、読む人を選ぶやつです。Kindle Unlimited

  • まゆっち さん

    外務省のサラの夫が失踪。テロやスパイなど様々な情報が錯綜するなかスリリングな展開が続く。ロシアの地名はなかなか覚えるのが大変でした。誰が敵で誰が味方か。最後までハラハラしながら読みました。

  • YH さん

    誰が敵で誰が味方かわからないのが諜報系のストーリーの醍醐味だけど、最初から多岐川はやや胡散臭過ぎた。大義のため命をかける登場人物への高揚と結着した時のカタルシスを期待するとちょっと肩透かしかも。

  • いつかはビーエム さん

    初めての作家、あまり読まないジャンル。途中何回かのドキドキ感もあり日ロ関係の危機を外交官雪村紗羅が救う❗

  • nori_sugida さん

    ロシア在住の外交官が行方不明になった。 現地に調査に向かったのは、外交官であり妻の紗羅。 しかし、日本総領事館のメンバーは非協力的で夫が “ハニートラップに掛かったのではないか” という疑念が。 事実を追っていく中で夫が自分に残して託した物を発見し、そこから話は急速に拡大、国際問題に。 丁々発止のやり取りがありながら、何とかすんでのところで未然に防がれ、公にならずに収束する。 妻に見せていなかった夫の姿と妻への想いが明らかになり、やるせない気持ちに。 夫の意志を受け継いだ紗羅には頑張って生きてほしい。

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人物・団体紹介

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麻生幾

大阪生まれ。1997年政府の危機管理システムをテーマにした小説『宣戦布告』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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