アンダーカバー 秘録・公安調査庁

麻生幾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344032699
ISBN 10 : 4344032691
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
390p;20

内容詳細

公安調査庁の分析官・芳野綾は、現場調査官である沼田から、武装した大量の中国漁船が尖閣諸島に向けて4日後に一斉出航、6日後の早朝には上陸して実効支配するという報告を受ける。しかし関連省庁はいずれもその情報を否定し、沼田に情報提供した協力者にしてもダブル(二重スパイ)の疑惑が掛けられる。そして綾の必死の分析を嘲笑うかのように、巧みに仕掛けられた壮大な陰謀がカウントダウンを始めた!『ZERO』の麻生幾が放つ、ノンストップ諜報小説!書き下ろし。

【著者紹介】
麻生幾 : 1960年大阪府生まれ。小説デビュー作『宣戦布告』がベストセラーになり映画化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    警察の公安とは違う、法務省に属する実在する組織らしい。市井に暮らす私にはなんのこっちゃ?なのだが、怖ろしいです。裏の裏は表ではなかったりして、幾つもの名を持つ協力者がいて、それも関係を構築するのに何年もかかったりして・・映画やドラマ、それも外国の話でしょ?って何度も思った。多分現実なんだ!『今、そこにある危機』って、少しはこの国の置かれた状況はわかる。あの国が本気になったらこの国はイチコロだよね。途中まではリタイヤか?と思いつつどんどん引き込まれて一気に読み切った。そこでだ、『平和』ってなんだろね・・

  • utinopoti27 さん

    尖閣諸島の実効支配を目論むべく、中国が軍事行動を開始した?公安調査庁の分析官・芳野綾は、この情報を国家の中枢へ届けるべく奔走するが、上層部の反応はなぜか鈍いまま。刻々と近づく「Xデー」を前に、最悪の事態を回避することはできるのか・・。普段は謎に包まれた諜報機関を舞台とするだけに、専門用語を駆使した解説調のくだりが延々と続く、前半の難所をいかに乗り越えるかが本作を楽しむカギとなる。徐々に高まる緊張感、交錯する国家間の思惑等々、圧倒的なリアリティで迫るインテリジェンス小説の醍醐味がぎっしり詰まった作品だ。

  • Yunemo さん

    これがインテリジェンスの世界なんですね。少なくとも現実路線に近い出来事なんでしょう。それぞれに一つのちっぽけな事実の組合せから、今何が起こっているのか、分析の上結論付けていく、こんな仕事相当にタフじゃなければ全うできません。表と裏とまたその表、やっぱり海千山千の世界。それにしても著者か描く様はリアリティがあり過ぎて。そういえばZEROもだいぶ昔に目を通したはずなのに、何も浮かんでこないことに、ちょっと自身にガッカリ感。一つ欲を言えば、周囲を固める登場人物が多すぎて、何のための、という素朴な疑問も読了後に。

  • coolgang1957 さん

    緊張感あふれる物語の進み方で、ドキドキ、ワクワク(これはちょっと不謹慎か)今まで読んだスパイものと違って分析官が主役でも退屈さはなく、アクションがなくても読み応えはある。まぁちょっと情報収集でITはもっと使えないのかとも思うけど現実的かな。上官なんかもメンツとか大事にしてるとこが公安調査のプロかっなんてフィクションやのに憤慨!そんなこんなで海千山千≠フプロ達に関心もするし、登場する国会議員も昼行灯を装う(大石内蔵助みたいに)人達が実際に国を運営してくれたらええのにねぇって色んな感想が入り乱れました。

  • ren5000 さん

    久しぶりの麻生さんでしたが自分が歳とったのか途中ぐらいからついていくのがやっとでした。登場人物が多いのと同一人物をコードネームや偽名などなど、ん?ん?という場面がしばしば。。話も二転三転して面白いんだけど自分の理解力の低さにもうひとつ盛り上がらなくて残念でした。若い時の読んでてするする入ってくる脳みそが懐かしい。

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麻生幾

大阪生まれ。1997年政府の危機管理システムをテーマにした小説『宣戦布告』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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