鴻上尚史のおっとどっこいほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

鴻上尚史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022519405
ISBN 10 : 4022519401
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
追加情報
:
272p;19

内容詳細

大人とは0点と100点の間、例えば67点とか83点とか35点とかで人間と会話し、そしてつきあうことができる人のことです。0点と100点の間を見つける旅に出てみませんか?

目次 : かつてお付き合いをした数人に連絡してみたいという誘惑に苦しんでいます―48歳・女性 さくら/ 癌と診断されました。楽しく過ごしているのに、「強い気持ちを持って」などという友人の言葉がうるさいです―44歳・女性 大食いパンダ/ 母1人子1人の母子家庭19年間の子育て。私は「カーリングママ」 子育ては間違いだった―47歳・女性 せいちゃん/ 母が1年ほど前から、SNSを通じて陰謀論の世界に入りこみ始めました―28歳・女性 じーこ/ 分からないことを聞きたくても、私はいつ社長に話しかけていいのかすら分かりません―34歳・女性 はちみつカフェオレ/ 一人行動が大好きなのに面倒ごとを引き寄せてしまって困っています―31歳・女性 薄暑/ 障害のある娘をどうしたら人々の悪意から守れるでしょうか―36歳・女性 くじら/ 他人を見下してしまう自分を変えたいです―34歳・女性 もちつゆ/ 夫と死別後、付き合うことになりましたが、彼はいつまでも2番目の人です―50歳・女性 猫ぱんだ/ 鴻上さん、女性って面倒な生き物だと思いますか?―32歳・女性 モウマンタイ/ 専業主婦に戻りたいというのはそんなにワガママな事なのでしょうか?―52歳・女性 ゆみゆう/ 30歳で死のうと思ってます―27歳・男性 グナシ/ 結婚を決めた彼女から「名字を変えたくない」と告げられました―33歳・男性 スタベッキ/ 2回目のワクチン接種が終わった両親の態度が急に変わり、家に来いといわれ戸惑っています―42歳・女性 かんな/ 結婚して5年半になります。交際以来、一度も肉体関係がありません―36歳・女性 こに/ 「誰かがやってくれるだろう」の「誰か」になってしまうことが多くモヤモヤします―25歳・女性 うめ/ 結婚して10年。思想の違いを愛は越えていけるのでしょうか―41歳・女性 モクレン/ 社内で元彼と女性事務員のイチャイチャを見ると血が逆流します―51歳・女性 ぞろめ/ 誰かと関係を持つことで傷付けられたり、搾取されるのではないかという不安があります―40歳・女性 コタツみかん/ 私は彼の本心が聞きたいのに、自分の気持ちを聞かれると、私に解釈させようとするのです―26歳・女性 ふとん〔ほか〕

【著者紹介】
鴻上尚史 : 作家・演出家。1958年、愛媛県生まれ。早稲田大学卒。在学中に劇団「第三舞台」を旗揚げ。95年「スナフキンの手紙」で岸田國士戯曲賞受賞、2010年「グローブ・ジャングル」で読売文学賞戯曲・シナリオ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • れっつ さん

    『空気を読んでも従わない』という著者の新書に出会ってから、鴻上尚史さんには一定の信頼感がある。且つ、ゆるくて明るい装画に惹かれ手に取った。このシリーズ、本書で5作目だそう。正直で優しく丁寧に言葉を尽くす著者のアドバイスを読んでいると、段々と相談内容を読んでいる段階で解答の予想がつくようになる。悩みの渦中にいると分からず見えない事柄を、他人事として俯瞰して見ると、案外自分を振り返ることができる。「悩んでなんとかなることと、ならないことを区別する」だけでも進歩があるなあ。"いつも心に鴻上尚史"で行こう(笑)。

  • nonpono さん

    中学、高校で演劇部だったわたしは、当時、お芝居ばかり見ていた。最後までチケットが取れなかったのは、三谷幸喜と美輪明宏。鬼電して当日券取れたのは鴻上尚史の第三舞台。そんな鴻上さんの人生相談。ソフトなんだが核心を突いていて面白い。「人生の最大の敵は、無気力でも夢がないことでもなく、退屈することだと思っているんです。「人生はしょせん、暇つぶし」。なんだか、その肩肘を張らないスタンスがいいな。わたしも暇つぶしの為に、本の海に溺れ、旅の風に吹かれていたい。そして、たまに穏やかな恋の凪に身を任せたい。なんてね 笑。

  • しのさー さん

    鴻上さんのアドバイスの中に「自分で自分にダメだと言うほうが他人に言われるよりはるかに優しい。「お前はダメだ」と言われるより「私はダメだ」と自分で先に言うほうが傷は浅い。自己嫌悪は自己に優しい」とありガツンと衝撃を受けた 毎回、様々な気づきが得られていいのだが、すぐ記憶が薄れてしまうのでまた読み返したい

  • タピオカ さん

    「ほがらか人生相談」5冊目。初めて読んだらとてもよかった。鴻上さんが、様々な悩みを抱える34人の相談者に寄り添って整理してわかりやすく答えている。私も相談したいなぁ。

  • らなん さん

    鴻上さん6冊目。2023年。シリーズ5冊目。今回も、とてもわかり易い表現、文章による回答だったので、じっくり読み込んでいた。特に、夫婦同姓については熱く語られていることもあり、その歴史を含めとても勉強になった。世界で唯一、日本が同姓婚の国ということや、歴史も浅いことには驚いたし、ガッカリした。

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人物・団体紹介

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鴻上尚史

作家・演出家。愛媛県生まれ。早稲田大学法学部出身。1981年に劇団「第三舞台」を結成し、以降、数多くの作・演出を手がける。これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。舞台公演の他には、エッセイスト、小説家、テレビ番組司会、ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動。また、俳優育成

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