孤独と不安のレッスン よりよい人生を送るために だいわ文庫

鴻上尚史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479303251
ISBN 10 : 4479303251
フォーマット
出版社
発行年月
2011年02月
日本
追加情報
:
16cm,253p

内容詳細

「ニセモノの孤独」を知る、「根拠がない」から始めよう、つらくなったら、誰かに何かをあげる、あなたを支えるものを作る―人気演出家が綴る「ひとり」を生きるための練習帳。

目次 : 「ニセモノの孤独」を知る/ 「本当の孤独」を知る/ 恥ずかしくない孤独を体験してみる/ 「本当の孤独」を生きると新しいネットワークが見つかる/ 自分との対話の仕方を知る/ それでも「一人はみじめ」と思ってしまう理由/ 孤独を選ぶメリット/ 100点を目指すのではなく、67点の人生を認めること/ 耐えられない不安の時は/ 「考えること」と「悩むこと」を区別する〔ほか〕

【著者紹介】
鴻上尚史 : 1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。在学中に劇団「第三舞台」を旗揚げ、数々の舞台作品の作・演出を務める。1987年紀伊國屋演劇団体賞。1995年第39回岸田國士戯曲賞。2009年読売文学賞戯曲賞。現在はプロデュースユニット『KOKAMI@network』で2007年若手の俳優と共に結成した『虚構の劇団』を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    演出家の著者が孤独と不安についてレッスンという形で書いている。孤独や不安のレッスンというとたちまち孤独がなくなり不安も解消されることを想像してしまう。しかし孤独や不安というものは個人にしか存在しないものではないか。絶対的な孤独や不安などというものはないのだ。この本ではむしろそれらを感じたときにどう対応するかあるいはじたばたせずやり過ごすかに重点を置いていたと思う。「認知行動療法」というのがある。まずは今の自分を見つめ認めることから始める。それを思い出した。根拠のない不安やニセモノの孤独に気づくことが大事。

  • ヒロミ さん

    恐るべき名著。久しぶりに本を読んで本気で泣いた。哲学的でどこか淡々と詩的。孤独には「ニセモノの孤独」と「本物の孤独」があり一人になってもいい勇気さえあれば本物の孤独に触れることができるということ。孤独の価値を説いた本とも言える。人間はいくら傷ついても死なない、という文章には心が揺さぶられた。近年デジタルデトックスや断捨離やミニマリストが流行っているが、みんな何かを「棄て去る」行動だ。誰もが孤独に飢えているのだろうか。最後の一文が素晴らしい。「大切なことはたったひとつ。どんなことがあっても死なないように」

  • ヒロミ さん

    再読。やはり心に痛い。私自身まだ孤独と不安のレッスンの道半ばだからだろうか。気がつくとニセモノの孤独に逃げ込みたくなる自分がいる。「自信がなかろうがあろうがやりたいことがあるならやるべし」というのが沁みた。無理に自信なんて持つ必要なかったのだ。少し気持ちがラクになりました。

  • ムーミン さん

    職場の若い先生が悩み苦しんでいる中で出会ってよかったと教えてくれた一冊。生徒も先生も生きづらくなっている今の世の中で、実際に自分の心に向き合っている人、それに寄り添おうとしている人には、随分わかりやすく言葉がしみ通ってくる気がしました。

  • 西 さん

    いつからか不安にばかりフォーカスを当てて考えるようになっていた。いや、考えているのではなく、悩んでいるだけ。前向きな不安ではなく、後ろ向きな不安に振り回される思考の癖がついていた。不安をなくすことは出来ない事を受け入れられれば、それ以上悩んでも仕方ないことに気付ける。100点の人生なんてありえないこと、絶対の保証なんてありえないこと、視野がせまくなるとそんなことすらわからなくなってしまう。鴻上さんはNLPを学んだことがあるのかな。 つらくなったら誰かに何かをあげる、というのは実践したいと思う。

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人物・団体紹介

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鴻上尚史

作家・演出家。愛媛県生まれ。早稲田大学法学部出身。1981年に劇団「第三舞台」を結成し、以降、数多くの作・演出を手がける。これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。舞台公演の他には、エッセイスト、小説家、テレビ番組司会、ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動。また、俳優育成

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