脳科学捜査官 真田夏希 クライシス・レッド 角川文庫

鳴神響一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041083178
ISBN 10 : 4041083176
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

神奈川県警の心理職特別捜査官の真田夏希は、警察官僚の織田信和とのドライブで湘南にやってきた。だが二人きりの甘いムードを吹き飛ばすかのように、織田が発したのは、極秘任務への推薦だった―。厚生労働省の若手官僚が三浦市の海岸で銃殺された事件の極秘捜査のため、夏希は、根岸分室への出向を命じられたのだ。だが、分室にいたのは、警察組織からはみだした一匹狼の上杉警視だった…。書き下ろし長編警察小説。

【著者紹介】
鳴神響一 : 1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒業。2014年に『私が愛したサムライの娘』で、北方謙三氏、今野敏氏、角川春樹氏の全選考委員満場一致により第6回角川春樹小説賞を受賞しデビューする。同作で2015年に第3回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    このシリーズも4作目です。女性主人公の脳科学あるいは心理学といった方がいいのかもしれませんが、その分野についての講義みたいのが必ずあって参考になります。今回は銃殺された公務員の事件を調べていくのですが、主人公と組まされる相手が左遷させられたとしか言いようのない人物(元エリートですが)で変わりものです。最後は昔の事件が尾を引いているということで本当の犯人は誰か、ということがわかります。

  • papako さん

    アリシアシリーズ。いや、違う?またまた濃い新キャラ登場。織田との距離が近づいた?湘南のお洒落なデートで告白された夏希、でも返事は保留。そして極秘任務に推薦される。織田と同期の上杉警視と一緒に殺人事件を捜査することに。組織説やプロ説に懐疑的な上杉と夏希。ネット上での対立か?それも違和感。上杉の強引な捜査で犯人にたどり着くが、更に黒幕も。復讐って難しい。何気にモテ期到来の夏希さん、私は小川推しですよ!アリシア、狙いましょう!結構好きなシリーズですが、次はアリシアがもっと活躍して欲しいですね。

  • yukision さん

    シリーズ4作目。今回は相棒として個性的な新キャラ,上杉登場。二人で事件捜査をするスタイルは今までと違い普通の刑事ドラマっぽくもあったが,運転も拳銃もダメな真田さんのキャラ設定でやっぱり普通の刑事ものとは一味も二味も違う。アリシアの登場が少なめなのは残念だったが,これからも追いかけていきたい。

  • あっちゃん さん

    また彼氏候補?の新キャラ登場(笑)主人公選り取り見取りだな!一匹狼キャラの上杉と極秘捜査、今回はキャラに見合った狙撃やカーアクションもあり目新しい展開に( ̄▽ ̄)

  • 坂城 弥生 さん

    今回は今までと全く違う環境での事件。加藤さんが出て来なかったのがかなり残念だったけど、上杉さんも加藤さんに負けず劣らず正義感の強い人で良かった。犯人の動機とか考えると暗くなるけど、でも好きな話だった。

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鳴神響一

1962年東京都生まれ。2014年に『私が愛したサムライの娘』で、第6回角川春樹小説賞を受賞しデビュー。同作で2015年に第3回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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