宴暦en Reki〜narucho 60 Years

“カルメン・マキ＆OZ”、“金子マリ＆Bux Bunny”への参加、Char、金子マリらとの幻とも言われる“SMOKY MEDICINE”などのロックシーンでの活動、アコースティック・ベースによるソロ作品、自身バンド「うるさくてゴメンねBAND」、90年からの CASIOPEAの活動など、日本の音楽シーンとともに、そしてベースの先駆者としてその名を残す鳴瀬喜博。生誕60周年を記念して、そのBass Lifeの集大成を収めたベストアルバムです。彼がプレイした多岐に渡る作品群から貴重な音源を含み、メーカー、時代、バンドの壁を乗り越えて、本物のナルチョ・のベスト盤が遂に登場。

カシオペアからはライブ時のベースソロでもお馴染みのM12、M13。77年の山岸潤史(G)とのセッションLP『GUITAR WORKSHOP』からジョニー吉長(Ds)、そして山下達郎がコーラス参加したM4。

ロック系の作品からは、サディスティック・ミカ・バンドと並び日本のロックの到達点と評価されたカルメンマキ＆OZの74年のデビューシングルM2（G:春日博文）、76年の金子マリ＆バックスバニーによるM3には難波弘之(key)、後に竜童組に参加する永井充男(G)らが参加。

Charのアルバム『Moon Child』よりスモーキーメディスンのメンバー(Char:G、藤井章司:Ds、佐藤準:key、金子マリ:vo)での演奏によるM6、73年のマイティ・マウス名義(実質、スモーキーメディスン)の演奏による貴重な企画ＬＰ『ゴーゴー大パーティ』からM1、今は亡き樋口宗孝（ラウドネス）のソロアルバム『破壊凱旋録』から北島健二(G)と共演したメタル色の濃いM7。NHK「むしまるQゴールド大集合」から「大脱走のマーチ」を元ネタに鳴瀬のヴォーカル（初?!!）が聞けるM16。URUGOMEの2009年9月発売予定のニューアルバムから新曲の別バージョンM17を収録。