ブッポウソウは忘れない 翼の謎解きフィールドノート

鳥飼否宇

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591150979
ISBN 10 : 4591150976
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
296p;19

内容詳細

鳥の研究室・宝満研に所属する大学4年の野鳥翼。平凡な大学生の彼の周りでは、ちょっと不思議な事件が巻き起こる。鳥たちもまきこんで、へっぽこな推理を繰り広げる翼。そんな中、彼の片思い中の先輩・室見春香が突然姿を消して―。個性豊かなキャラクターが繰り広げる、鳥多め、ユーモアミステリ!

【著者紹介】
鳥飼否宇 : 1960年福岡県生まれ。2001年に『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞しデビュー。16年に『死と砂時計』で第16回本格ミステリ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mocha さん

    とある大学の理学部生物学科、鳥の生態研究室での日常ミステリー。著者が奄美野鳥の会会長とのことで、様々な鳥の薀蓄が楽しい。登場人物名がすべて福岡の地名なのも地元民としては嬉しいポイント。でも肝心のミステリーの方はちと苦しい。人物造形にも無理を感じる。バカミスにはなりきれてないし、なんだかモヤモヤした。

  • 糸巻 さん

    地方の大学の動物生態学研究室に在籍し野鳥を研究する大学4年生の翼。研究室で起こる日常の謎を好奇心でもって解明しようと頑張る連作短編集。野鳥の生態など面白いなと思う部分もあったが、ミステリにはほとんど関わってない。主人公の翼も学生とはいえ成人しているのだが、言動も思考も幼く浅薄で呆れる部分が読んでいて多かった。細かいところにいちいち引っ掛かるせいか、読了まで時間を要した。最終章はそれなりに良かったけど…。それなりに。

  • あっちゃん さん

    日常系の連作短編!主人公が地味でおっちょこちょいな感じだけど、その抜けた雰囲気が軽く読ませてサクサク読めるライトミステリー!鳥の生態もちょっとコネタ的で面白い所も(笑)

  • kochi さん

    大学の生物生態研究室で学ぶ四年生の宗像翼は、卒業を控え、卒論に進路に大忙しなのに、身の回りで起こる幾つかの事件のために落ち着かない。なかでも、想いを寄せる春香が郷里へ帰ったまま戻ってこないことが気にかかる… 作者の豊富な生物への愛情と知識が、生かされた楽しい連作短編集。ほぼ日常の謎系であり、「これは犯罪でしょう!」という事件も、和やかに解決されるのは、宝満教授の人徳の故かf^_^;

  • 深青 さん

    鳥にまつわるミステリーって言うのも新しいジャンルだなぁ……と新鮮に思いつつ読了。翼くんがどうも幼いなぁ……とは思いましたが、サクッと楽しく読めました。鳥飼さん、他の作品も読んでみようかな。

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鳥飼否宇

「賢い人」という意味を持つHomo sapiens(サル目ヒト科ヒト)の1個体であるが、学名に反してさほど賢くはない。1960年福岡県生まれ。九州大学理学部生物学科で動物生態学を学び、東京で出版社勤めをしたあと、2000年4月に奄美大島に移住。ひょんなことから2001年に『中空』で第21回横溝正史ミ

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