怒髪の雷 競作時代アンソロジー 祥伝社文庫

鳥羽亮

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396341961
ISBN 10 : 4396341962
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
野口卓 ,  
追加情報
:
222p;16

内容詳細

奉公先から大金を盗んだ女が、斬首の間際、首斬り浅右衛門の直弟子に託した悲痛な願い。名作落語「らくだ」をモチーフに描く、極限状態に追い込まれた人間の本性。素浪人矢吹平八郎が知り合った、幼子のため必死に働く女に忍び寄る不穏な影―ときに己を奮い立たせ、ときに誰かを救う力となる、たぎる“怒り”を三人の名手が活写した、豪華アンソロジー第二弾。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    喜怒哀楽に寄せてのアンソロジー『怒』間違いないお三方の作品。介錯人の話の鳥羽作家。落語を聞いているかのような野口さん。素浪人稼業・平八郎の藤井作家。どれも怒りがテーマなのだが哀愁が漂う。これもお三方の安定感のなせる業か。この際、喜も哀も楽も読んでみたい。

  • baba さん

    アンソロジー。鳥羽氏の「怒りの簪」は山田浅右衛門直弟子京之助の敵討ちにホロリとされ、初作家藤井氏の「不義の証素浪人稼業」は浪人平八郎の振る舞いが爽やか、野口氏の「ラクダの馬がしんだ」は落語のような笑える話しの中で豹変する人物と思わぬ展開を見せて、それぞれ面白いが、大きな活字で3人ではすぐ読み終えてしまい競作としてはちょっと物足りない。

  • rakim さん

    「喜怒哀楽」2冊目のアンソロジー。このシリーズは時代小説ファンならはずせない作家さんのそろい踏みです。書き下ろし文庫作家さんの実力はすごいと思いますが、期待に違わず個性的な3編。

  • goodchoice さん

    時代小説アンソロジーの第二弾だが、私の好きな作家三人という事で、非常に楽しめた。三人三様で面白かったが、個人的には落語好きで知られる野口さんが「らくだ」を元ネタに途中から違うストーリーを生み出し、なかなか読めるサスペンスにしているところが気に入った。三人とも、good job!

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人物・団体紹介

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鳥羽亮

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍。2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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