ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなぜ傑作か? 聖書の物語と美術 小学館101ビジュアル新書

高階秀爾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784098230303
ISBN 10 : 4098230305
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

ヨーロッパ社会において2000年以上にわたり、人々の日常生活や精神活動の礎となってきたキリスト教は、多くの名画を生み出す源泉となってきた。ヨーロッパ美術の歴史の中で、聖書の物語がどのように描かれてきたか、名画のなかに聖書がどのように息づいているのかを読み解き、数多くの美麗な図版とともに、わかりやすく解説。

目次 : 第1章 天地創造―ミケランジェロ/ 第2章 アダムとエヴァ―マザッチョ/ 第3章 水浴のスザンナ―ティントレット/ 第4章 バテシバの不倫―レンブラント/ 第5章 「雅歌」とサロメの踊り―モロー/ 第6章 受胎告知―フラ・アンジェリコ/ 第7章 「最後の晩餐」はなぜ傑作か?―レオナルド・ダ・ヴィンチ

【著者紹介】
高階秀爾 : 1932年東京都生まれ。美術史家。東京大学名誉教授。大原美術館館長。東京大学教養学部卒業。2012年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 花実 さん

    誰にも薦めたくなる本。副書名にあるように「聖書の物語と美術」が全体のテーマ。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が最後の第7章で取り上げられているように、各章で、傑作と言われる宗教画を取り上げている。同じ聖書の場面でも、各時代、各作者によって描き方が大きく異なることが例で豊富に示され絵画史の流れに沿って解説される。絵の細部の意味も知ることができる。 聖書に無知な読者に向け聖書のイロハから書かれているところも有り難い。取り上げられる美術品が全てカラー写真で出ていて、新書版のコンパクトさにしては、非常に充実している。

  • ヨータン さん

    面白かった。今まで美術館に行っても宗教画は素通りすることが多かったのですが、それは理解ができていなかったからだと思いました。この本は読者が興味を持つようにわかりやすく解説してあり、今すぐに美術館に行きたくなりました。システィナ礼拝堂は一回は行きたいな。上野の国立西洋美術館もはやく再開して欲しいです。

  • ハチ さん

    キリスト教や聖書への理解を促しながら様々な図像に会えた。自分にはバテシバの不倫が初学で、こんなに多くの絵画になってるのかと驚いた。アート本を鞄に詰めて冬の旅。寒いのも悪くない

  • 遊未 さん

    天地創造、アダムとエヴァ、スザンナ、バテシバ、雅歌とサロメ、受胎告知、最後の晩餐。テーマごとに紹介されていて時代も異なり本来の内容からここまで?という変化が面白い。新書版ながら紹介されている絵画の数、見易い印刷、と「ミロのヴィーナス」と共に楽しめる一冊でした。

  • Yohei さん

    一つの主題に関する様々な時代と場所の画家による作品が比較紹介されており、興味深かったです。ただ、高階先生の著作にしては初心者向け。

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人物・団体紹介

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高階秀爾

1932年、東京生まれ。東京大学教養学部卒業。1954‐59年、フランス政府招聘留学生として渡仏。東京大学教授、国立西洋美術館館長、大原美術館館長、日本芸術院院長を経て、東京大学名誉教授。専門はルネッサンス以降の西洋美術史であるが、日本美術、西洋の文学・精神史についての造詣も深い。長年にわたり、広く

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