絶対安全剃刀 高野文子作品集

高野文子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784592760160
ISBN 10 : 4592760166
フォーマット
出版社
発行年月
1982年01月
日本
追加情報
:
21cm,197p

ユーザーレビュー

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圧倒的な画力。生と死、成長と衰退、生真面目...

投稿日:2005/07/30 (土)

圧倒的な画力。生と死、成長と衰退、生真面目な主題をサラリとこなし鼻で笑う憎らしさ。本書の他、上田トシコ「フイチンサン」を彷彿させる「るきさん」は必読。

nao さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • buchipanda3 さん

    作品集。これは好み。言葉と絵の感性に惚れこむ。繊細なんだけれど、自分自身を誤魔化したりせずにどこかギュッと踏ん張っているような強さがあって、さらにふんわりと軽妙な粋っぷりも見せる。多くの作品から女性であることの意識への揺れが感じられた。型通りに見られたくない、でも変えようのない面を受容するのか、しないのか、人知れず藻掻く姿。女の子、お姉さん、お母さん、お婆ちゃん。田辺のつるちゃんの仕草の可愛いさと台詞が示す思いが刺さる。「ふとん」の世界観、「玄関」の空気感、アネサとオジ姉弟の掛け合い等々、どれも良いなあ。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    お寺の幼稚園に通ってたせいか、幼い頃から自分の葬儀を夢見てほんわかしてる子供でした。大人になった今も「まぁ死んじゃう時は死んじゃうよね」なんて思ってるし、死というものにほわほわとした旅立ちのイメージがあります。■高野文子の1977〜81年発表の17の短編漫画。意外な場面を意外な角度から切り取った独特の構図は初期からなのね。作品ごとに異なる作風と画風に、スタイルが確立される前の試行錯誤が伺えて。■死を迎えた少女が観音とともに祝いの支度をする『ふとん』と、江戸後期の草双紙を基にした『早道節用守』が好きでした♪

  • tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。 さん

    高野文子最初の単行本。1982年日本漫画協会賞・優秀賞受賞。高野文子の漫画は面白くて、可愛くて、そして恐ろしい。

  • KAZOO さん

    高野さんの「黄色い本」「ドミトリー・・・」に続いて読んでいます。彼女の初期の作品集ということで今から30年以上も前に出版されたものです。面白いのがいっぱい入っていて「田辺のつる」という作品などシュールで笑ってしまいます。そのような作品がいっぱい詰まっていてちょくちょく読み返したくなるような感じです。

  • 鱒子 さん

    どこが絶対安全なんだっっ!というくらいヒリつく作品群。高野文子さんの初期作品集です。斬れ味抜群。やはり天才漫画家です。

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高野文子

1957年生まれ。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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