幻想風紀委員会 物語のゆがみ、取り締まります。 ビーズログ文庫アリス

高里椎奈

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047309722
ISBN 10 : 4047309729
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
258p;15

内容詳細

新月の夜。高校へ忘れ物を取りに戻った火野弥嵩は、突然身体のない“足”に襲われる!逃げる弥嵩の前に“幻想風紀委員会”と名乗る二人―陽気な倉岡と生真面目な稲葉が現れた。彼らは怪異を起こすほど歪んでしまった『物語』と現実の境界を正すのが役割だという。“足”の正体を探るべく、二人に協力することになった弥嵩だが…!?

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • うまる さん

    【マン読:風4】物語の歪みを正すというコンセプトは魅力的だけど、肝心の内容が今一つ。読者もどの記述が間違っているのか考えながら読めたら良かったのに。よくわからない所で、あれが歪みだなんだとやってるので、はぁそうですかとしか思えませんでした。全体にかかる話も、特に面白い所はなかったです。読んでもすぐに忘れそうな内容ですが、1枚だけ異様に怖い挿絵があった事は忘れない。忘れたいのに…。

  • フキノトウ さん

    軽くあっさりしていて読みやすかった。言動は荒いけど、芯の所で優しいミカサが好きです。鬼業さんのイラストが歪で、あんなのに追っかけられるなんて読んでいてゾッとした。

  • まぁち さん

    題名から高里さんのファンタジーな世界観を期待していたが、今回はちょっとホラーよりの学園もの。 世界に存在する無数の“記述”…歴史や物語など…それらは現実との境界を歪め、現実世界に干渉することがある。そんな時その歪みを正す役目を担っているのが“幻想風紀委員会”。口も目付きも悪く、喧嘩っ早いせいで周囲から距離を置かれていた主人公・火野弥嵩は巻き込まれる形でその一員となってしまうが、委員会の活動を通して徐々に変わっていく。結構ホラーなシーンもあったが、やっぱり高里さんらしい優しい物語でよかった。続きが読みたい。

  • 陸抗 さん

    物語が歪んだ時、現実にも影響を与える。それを正す幻想風紀委員会。巻き込まれた形で歪みを正す弥嵩だけど、目付きが悪くて悪ぶってるけど、根はいいやつだったので、物陰から応援したくなる。人形を探す少年の歪みを、救った話が特に好き。一応話は完結したものの、まだ気になる部分が多く残ってるので、続きが出てほしい。

  • たけこ さん

    高里椎奈さんの新作。主人公の弥嵩を始め、どのキャラもとても良いキャラでみんな好き 思ってたよりホラーな話もあってちょっとびっくりしたけど、オチの付け方はとても高里さんらしくて好きです。続き出てほしいです。 ヤスダスズヒトさんのイラストも良かった。けど、本文だとブレザーなのにイラストだと学ランになってるのは納得いかない。

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人物・団体紹介

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高里椎奈

茨城県出身。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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