神の時空 貴船の沢鬼 講談社文庫

高田崇史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062937917
ISBN 10 : 4062937913
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
336p;15

内容詳細

「縁結び」の神様にして、男を呪う「丑の刻参り」でも有名な、京都・貴船神社。次女・摩季を蘇らすため、清らかな霊水を求めて貴船に向かった辻曲姉妹たちは、ここで、般若のような顔をした犯人による連続殺人事件に遭遇する。事件の真相は?そして、貴船に祀られた姫の悲しみを晴らすことはできるのか?

【著者紹介】
高田崇史 : 昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ち〜 さん

    《神の時空B》妹を救うため、貴船に向かった彩音たち。しかし、そこでは連続殺人が起き、貴船の神々が荒ぶっていた。隠れた神話の真相と連続殺人の謎を解く。橋姫を中心に貴船神社や丑の刻参りを深く掘り下げ、八咫烏の意外な姿も…いつもの事ながら、古文書にはそういう読み方があるのか!と驚くばかり。この世は怨霊が多過ぎる。今回の陽一くんの頑張りに拍手!あぁ、鞍馬寺に行きたい!

  • とも さん

    ★★★★☆年明け早々大当たり。それは、登場するほとんどの地が私が生まれ育った、もしくは深く縁があるためで、従って多分に主観が入っている。とはいえその主観をのぞいても、過去の高田崇史作為品の中でも突出しているのではないだろうか。表題の貴船をテーマにとる作品はほとんどなく、鞍馬や上賀茂/下鴨神社、宇治と、京都を北に南に走り回る様は、あたかもダ・ヴィンチ・コードばりの迫力とスピード感。また細かな点まで正確なのは、地元民保証付き。もちろん歴史の解明も相当に深く突っ込まれ、その上ミステリーとしても最上級な作品。

  • かつおさん さん

    貴船に宇治に鞍馬ということで、相当、期待してましたが、いい感じでした。別の作家さんの宇治の橋姫、菟道稚郎子、水の神のミステリーを読んだばかりだったので宇治の背景は理解しつつ、玉依姫、瀬織津姫、高龗神の怨念や貴船と鞍馬の因縁、素盞嗚尊、大物主の話などかなり面白かった。殺人事件のミステリーもちゃんと面白かった。結局、傀儡師の六動佐助は、なんもしなかったのね、捜一の裕香が次作以降どう絡むのかも楽しみ。でも、巳雨ちゃんが一番強い! さぁ、次に進む!

  • さばかん さん

    京都の貴船神社。     玉依姫は聞いたことある。    展開はちょっとワンパターンであれだけど、歴史講釈は面白いのでまだ読み続ける。

  • LUNE MER さん

    神の時空シリーズ3作目であるが、本作にて本シリーズ初体験。QEDシリーズと同じユニバースであることは途中で判明するが、QEDシリーズの方は怨霊が実在するかどうかではなく、実在すると信じ、それが立派な動機にもなり得るという世界観だが、本シリーズは地の文で実在することが前提になっているし、それが視える人達が主人公。なので、事前知識もなくいきなりシリーズに突入してしまった私の困惑を推し量られたい。歴史ミステリーとしてのネタはQEDの焼き直し(復習)。とりあえず図書館で全部借りたので読む!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

高田崇史

1958年東京生まれ。明治薬科大卒。1998年『QED 百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。古代から近現代まで、該博な知識に裏付けられた歴史ミステリーを得意分野とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品