トッカン 特別国税徴収官 ハヤカワ文庫JA

高殿円

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150310684
ISBN 10 : 4150310688
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
追加情報
:
448p;16

内容詳細

税金滞納者を取り立てる皆の嫌われ者、徴収官。なかでも特に悪質な事案を扱うのが特別国税徴収官(略してトッカン)である。東京国税局京橋地区税務署に所属する新米徴収官ぐー子は、鬼上司・鏡特官の下、今日も滞納者の取り立てに奔走中。カフェの二重帳簿疑惑や銀座クラブの罠に立ち向かいつつ、人間の生活と欲望に直結した税金について学んでいく。仕事人たちに明日への希望の火を灯す税務署エンタメシリーズ第1弾。

【著者紹介】
高殿円 : 1976年兵庫生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア三つの星』でデビュー。ファンタジイを中心に『銃姫』『プリンセスハーツ』など50作以上の著書がある人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ドラマと平行して原作本を読みましたが、肩...

投稿日:2012/10/23 (火)

ドラマと平行して原作本を読みましたが、肩の力を抜いて、自然体で気軽に読める“イイ本”でした。こういう、ライト・テイストな感じも“アリ”かな、と思えて結構好きです。原作本のテンポの速い展開とライト・タッチなところが、ドラマでは、井上真央さんと北村有起哉氏の演技力の技量の凄さから非常にパワーアップされ、二人の軽妙で絶妙なやり取りが、可笑しさを更に倍増していました(^艸^)旅行のお供や、何かのちょっとした空き時間に、チョコチョコ読んでみるのもイイかも!!!★彡

nikki さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takaC さん

    脱税者をとっちめる話なのかと思っていたが、トッカン(特別国税徴収官)の付き人鈴宮深樹の成長物語だった。エンタメ色十分なストーリーで面白かったし今後の展開にも興味津津。おまけに今まで自分とは疎遠で詳しい知識を持ってなかった税絡みの色んなことも知れて賢くなれたような気もする。

  • 青葉麒麟 さん

    ドラマでは描かれなかった鏡トッカンの過去が判ったりして読んで良かったなと思った(⌒‐⌒)娘さんがいたんだねぇ。グー子と鏡トッカンの関係がなんか良いね( 〃▽〃)続刊も早く文庫化しないかな?

  • とも さん

    特別国税徴収官付き、新米徴収官ぐー子のお仕事奮闘記。決して面白くないわけじゃない。でも何だか入り込めない一冊やったかな。腑に落ちないと言うか、そこでその感情になるかぁ?ってな描写があったり、物語を上手く纏めたいからか都合良く話を展開させたり(4年間絶縁状態だった父親からそんなドピシャで和菓子が送られてくるか?とか)何だかモヤモヤ、ストレスを感じながら読了。 繰り返しになるけど面白くないわけじゃないんで、続巻もある様なので追読してみましょーか。

  • 七色一味 さん

    読破。ドラマ以前から、長らく本棚の片隅に埋もれていたのだけど、発掘調査により陽の目を見た形に(笑)一冊にまとめるにはちょ〜っと内容てんこ盛りすぎじゃないかい?と思われるくらい濃いかも。前の仕事の関係で、国税局の物納がらみの部署とは多少関係があったものの、個人の確定申告や法人の、それも青だの白だのの申告の、いわば「表」の税務署ではなく滞納の取り立てなんていう「◯◯金融道」的「裏」側と言うのは、なかなかに面白かった。

  • ケイ さん

    面白いね、とまず全体の印象。少女漫画的展開は苦手なんだけど、税金についても分かるしタメになることもある。クレジットカードを持っていても使えない場合があるし、現金が十分にない時はツケにしてしまうようなことは決してするまいと思った。ここからは辛口。一攫千金は望めず、地道にコツコツ働いている公務員の人に対してそれは無いだろうと思う。バーのママは完全にアウト。その話のどこから美談みたいになるんだろうか。図書館からシリーズ3冊借りてきたからとりあえず次作も読んでみようと思う

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人物・団体紹介

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高殿円

小説家・漫画原作家・脚本家。兵庫県生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア三つの星』でデビュー。2013年に『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞、2023年に『グランドシャトー』で第11回大阪ほんま本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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