トッカン 徴収ロワイヤル

高殿円

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152097545
ISBN 10 : 415209754X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
304p;20

内容詳細

税金滞納者に日々納税指導を行なう、国の取り立て屋・国税徴収官は、必要不可欠だけれど、一般には敬遠される、厳し〜い職業である。なかでも、とくに悪質な案件を扱うのが、特別国税徴収官(略してトッカン)だ。情け容赦のない取り立てで「京橋中央署の死に神」と怖れられる鏡特官の下、若手徴収官ぐー子が挑むのは、税金とその奥にひそむ人生の難問の数々―飲食店の巧妙に隠された滞納金捜しや、相続税が払えない老婦人の救済と公売ハウツー、税大研修での鬼畜ゼミ発表会や、ブランド品密売人を追っての対馬出張大捕物など…鬼上司・鏡によって磨かれたぐー子の徴収スキルが炸裂するとき、待ち受ける意外なラストとは?バラエティ豊かな徴収官たちの仕事ぶりを、鏡とぐー子がお伝えします。お金の勉強になりつつ、明日への希望が溢れてくる、No.1税金ミステリ“トッカン”シリーズ初の短篇集。全6篇収録。

【著者紹介】
高殿円 : 兵庫県生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア 三つの星』でデビュー。第1回エキナカ書店大賞受賞作『カミングアウト』をはじめ、多数著書がある人気作家。2010年に上梓した『トッカン 特別国税徴収官』で大好評を博した“トッカン”シリーズ(早川書房刊)は、「トッカン特別国税徴収官」のタイトルで日本テレビ系で連続TVドラマ化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆみねこ さん

    面白かったです! ぐー子の成長ぶりが垣間見え、税大研修での発表会では大活躍。対馬のゴールドフィンガーは情景を想像するだけで笑えました。またぐー子に逢いたいので続編を待ちたいですね。

  • Ikutan さん

    いやいや読みはじめてから気付きました。シリーズものだったことに。冒頭に登場人物紹介や用語解説があるので問題なく読めましたが、時々挟まれる今までのエピソードを知っていれば、もっと楽しめたかも。それでも高殿さんのテンポのいい文章は読みやすくて、バラエティ豊かなキャラたちにクスリと笑わせられながら、税務署関係の仕事について楽しくお勉強。税金から逃れようとする滞納者の巧妙な手口にはびっくりでしたが、対する「京橋中央署の死に神」と恐れられる鏡特官と若手徴収官ぐー子の仕事ぶりは痛快ですね。シリーズ他も読んでみたい。

  • OSOGON15 さん

    国税徴収官トッカンシリーズ第4弾。今回は短篇六篇を収録したシリーズ初の短篇集。主人公グー子も27歳に・・しっかり成長し、鏡特官にも言い返せるくらいになってきている。税金に纏わるあれやこれを、分かりやすく解説しつつ、ミステリの要素もあって今回もとても面白かった。第5弾あるかな?

  • at-sushi@ナートゥをご存知か? さん

    死神の異名をとる特別国税徴収官・鏡&入庁5年目を迎えたぐー子コンビと、あの手この手で脱税を企てる滞納者とのバトルを描くシリーズ第4弾。結束の固さで知られる税務官の温床とも言うべき和光での合同研修や、対馬を舞台にした大捕り物、ラブコメ要素ゼロなままな二人の日常をコミカルに描く挿話も交えた短編集。脱税したいのは山々ながら(←ヲイ)そもそも隠すほどの資産が無いワイ、むせび泣く

  • 白きゅU さん

    【図書館本】京橋中央暑の死に神コンビが帰ってきた!大人気の税金ミステリシリーズにして、初の短編集第4巻。ぐー子の大きな成長が感じられる作品でしたが、個人的にはもっとトッカンとの毒舌バトルが読みたかったと、読み終えて一番に思いました!でも決してつまらない作品ではありません。シリーズ物の宿命で、ファンの要望は底無しなんです♪次回作は長編を希望します。好きな話しは、『五年目の鮭』と『対馬ロワイヤル』の二編です♪クライマックスでのゴールドフィンガー登場は、本当に笑えます!★★★★☆

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高殿円

小説家・漫画原作家・脚本家。兵庫県生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア三つの星』でデビュー。2013年に『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞、2023年に『グランドシャトー』で第11回大阪ほんま本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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