現代日本女性詩人85

高橋順子(詩人)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784403250835
ISBN 10 : 4403250831
フォーマット
出版社
発行年月
2005年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,220p

内容詳細

日本の女性詩人85人によって書かれた詩を選び出し、編著者なりの読みを示す。明治・大正期から100年の、多様性に富んだ女性の詩を一望することができる。夢の女性詩アンソロジーが完成。

【著者紹介】
高橋順子 : 1944年(昭和19)8月28日、千葉県海上郡飯岡町生まれ。東京大学文学部仏文科卒。出版社に勤めながら、77年第一詩集『海まで』を刊行。86年『花まいらせず』で現代詩女流賞、90年『幸福な葉っぱ』で現代詩花椿賞、96年『時の雨』で読売文学賞、2000年『貧乏な椅子』で丸山豊記念現代詩賞受賞。「歴程」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あきあかね さん

     明治から現代までの女性詩人85人がとりあげられている。全体として、その詩人のよく知られている代表作というよりも、前衛的、幻想的な作品が多く選ばれているような印象を受けた。 詩というと、美しいもの、快いものという一般的な考えが揺さぶられる。夭折した女性詩人も多く載っているが、限られた時の中で、自身の内から込み上げてくる、表現せざるを得ない衝動に駆られた心象が伝わってくる。 編者の高橋順子の解説は、各々の詩の核心を捉まえている。例えば、金子みすゞの『大漁』。大漁で賑わう浜に対し、何万の鰯のとむらいをする⇒

  • Omelette さん

    編者が編みたくて編んだ一冊、ということが窺われる。編者は自らが詩人にして、出版業界に身を置く人でもあったそうだ。詩好きな一個人としてと、良い物を皆に教えたい、という編集者としての心情のバランスが、編み方や註によく表れているように思えた。放っておけば埋もれてしまいかねない、という危惧が著者の原動力となったそうだ。作家の出生順に作品が並べられていて、編者が感じる女性詩人の命脈が、一本の大きな河として広がっていくのを自分も感じられた気がする

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