北の武士たち・狼奉行 傑作時代小説集 中公文庫

高橋義夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122065598
ISBN 10 : 4122065593
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
284p;16

内容詳細

自害の恐れがある代官の嫡男・孫四郎を預かった左金吾。盗賊の討伐に向かう夜、孫四郎が姿を消し―(「赤い米」)。羽州上山藩の僻地に赴任した靱負は、病を運ぶ狼と藩の陰謀に立ち向かう(直木賞受賞作「狼奉行」)。山形在住の直木賞作家が、北の武士の哀楽を活写する短篇集。書き下ろし二篇を収録した、文庫オリジナル編集。

【著者紹介】
高橋義夫 : 1945年千葉県船橋市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。月刊誌の編集者を経て、執筆活動に入る。『闇の葬列―広沢参議暗殺犯人捜査始末』『秘宝月山丸』『北緯50度に消ゆ』『風吹峠』で直木賞候補に。92年「狼奉行」にて直木賞(第一〇六回)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がらくたどん さん

    令和の新人作家氏による「狼奉行」を読み始めて思い出した作品。106回直木賞作中篇。急な左遷のように僻地の番屋に赴任させられた若き藩士は次々と自分の後ろ盾や愛する家族が失脚する報を深い雪に閉じ込められながら聞く事になる。藩主の無軌道・重役の勢力争いが高じる中、狂犬病に罹患した狼の群れが山里を襲う。山館の責任者として机上兵法しか経験のない若き藩士は少ない配下とマタギ連に協力を求めながら狼の全頭駆除を決意する。野性との熾烈な闘いに狂ってもなお神的な狼と権力争いに翻弄される矮小な人間の姿の対比が胸を打つ。秀作♪

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高橋義夫

1945年千葉県船橋市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。月刊誌の編集者を経て、執筆活動に入る。『闇の葬列―広沢参議暗殺犯人捜査始末』『秘宝月山丸』『北緯50度に消ゆ』『風吹峠』で直木賞候補に。92年「狼奉行」にて直木賞(第一〇六回)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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